「肉バル」とは?意味や語源・焼肉屋との違いも解説!
この「肉バル」は、飲食店の種類を表す為に使われるようになった言葉です。
目次
- 「肉バル」とは?
- 「肉バル」の「バル」の語源や由来
- 「肉バル」と「焼肉屋」の違い
「肉バル」とは?
「肉バル」とは、お肉をメインに提供している飲食店のことで、ほとんどのお店でお酒も一緒に楽しめると考えていいでしょう。
お肉だけが目当てで訪れる人も多く、家族連れのお客さんも少なくありません。
基本的には、色々な種類(部位や焼き方、料理方法など)の牛肉が提供されますが、中には「ジビエ」と呼ばれる鹿や猪の肉を売りにしているお店もあります。
「肉バル」の「バル」の語源や由来
「肉バル」の「バル」とは、スペイン語の“bar”からきています。
この単語は、英語では「バー」と発音し、日本でもお馴染みのスタイルのお酒が楽しめるお店のことを指しますが、スペイン語ではこの「バル」と読み、お酒と料理が一緒に楽しめるお店という意味で使っています。
イタリア語でも「バール」と発音し、スペイン語の「バル」とほとんど一緒の意味で使っています。
これらの南ヨーロッパの国を中心に使われていた表現が、近年日本でもカタカナ語で使われるようになりました。
「肉バル」と「焼肉屋」の違い
「焼肉屋」と呼ばれるお店でも、多数の種類のお肉が提供されますが、原則的に生の状態で出されるお肉を自分(たち)で焼いて楽しみます。
「肉バル」では、調理が済んだ状態で出されるのが一般的で、野菜とコンビになったメニューや、焼き加減を伝えるステーキスタイルのお肉なども楽しむことができます(実際のメニューはお店によります)。
また、料理に合うお酒が豊富に用意されているのも特徴で、お肉をお酒のアテに楽しむような人も多く来店しています。
本場スペインのお肉のメニューには、同じくスペインのお酒が合うというった具合です。
「肉バル」は、焼肉屋とは違い、お店によって種類の異なる色々な肉料理が楽しめます。
お酒を飲む人は、語源の通り、様々な肉料理と一緒にそれが楽しめると考えていいでしょう。