「おったまげー」とは?意味など徹底解説
この「おったまげー」は、昔に流行った言葉ですが、最近になってまた見聞きするようになりました。
目次
- 「おったまげー」とは?
- 「おったまげー」の語源や由来
- 「おったまげー」の表現について詳しく解説
「おったまげー」とは?
「おったまげー」は、とても驚いた時に使う表現です。
言い換えるなら、「すごくびっくりしたー」などとするのが適当でしょう。
バブル時代と言われた1980年代後半から、1990年代前半にかけて若者に使われていた言葉で、その終焉と共に見聞きしなくなりましたが、平野ノラ氏というお笑いタレントがそのバブル時代のネタを得意としており、ネタの中でこの「おったまげー」という言葉もよく使っています。
「おったまげー」の語源や由来
「おったまげー」という言葉は、「たまげた」からきています。
この「たまげた」には、「びっくりした」という意味があり、もっと驚いたという意味にしたい場合は、「おったまげた」と使います。
この「おったまげた」を若者風に変化させたのが「おったまげー」で、先のように、1980年代後半頃には若者たちによく使われていました。
最後を伸ばさない形の「おったまげ」と使うこともあり、その場合は多少意味が軽くなりますが、ただ「驚いた」と使うよりは驚いていると表せます。
「おったまげー」の表現について詳しく解説
「おったまげー」は平野ノラ氏により、近年になってまた使われるようになった言葉です。
主に若者が使う言葉の為、以前に使われていた時代(約30年前)を知らない人も多く、同氏のネタから(それが初出だと思って)使っているケースも少なくありません。
語源となっている「たまげた」も古い表現の為、今では年配の人以外はまず用いない言葉ですが、そのような年代の人からすると、懐かしい言葉がまた流行り始めたと考えているかも知れません。
「おったまげー」は死語どころか、もう見聞きすることもなくなっていた言葉が、平野ノラ氏によって現代にリバイバルされたと考えていいでしょう。
テレビ(でそのネタが放送されたのが、広まったきっけかなので)の影響というものの大きさが分かるいい例だと言える現象です。