「飽くなき好奇心」の意味とは!言葉を徹底解説
「飽くなき好奇心」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「飽くなき好奇心」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「飽くなき好奇心」とは?
- 「飽くなき好奇心」の表現の使い方
- 「飽くなき好奇心」を使った例文と意味を解釈
- 「飽くなき好奇心」の類語や類義語・言い換え
「飽くなき好奇心」とは?
「飽くなき好奇心」というのは、新しいことを知りたいという気持ちがどこまでも尽きることがない、という意味になります。
知りたいという気持ちに終わりがない、いつまでも続く好奇心、という意味であり、好奇心という言葉には物事を探求しようという根源的な心という意味があります。
例えば、何かを知りたいと思った時、人間は好奇心があるのです。
近所の人が離婚したならば、好奇心から「一体何があったのだろう」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そのような好奇心が尽きない状態を「飽くなき好奇心」というのです。
- 「飽くなき好奇心」の読み方
「飽くなき好奇心」の読み方
「飽くなき好奇心」という表現は「あくなきこうきしん」と読みます。
よく使われる表現ですので、ぜひ知っておきましょう。
「飽くなき好奇心」の表現の使い方
好奇心が尽きない、何かをやりたいという気持
ちが止まらない、などという時に「飽くなき好奇心」という表現が使えます。
例えば、小さな子供は何に関しても疑問を持ち、大人に「これは何?」と聞きますよね。
それはまさに「飽くなき好奇心」があるといえます。
わからないことがあった場合、簡単に「まぁいいや」と諦めるのではなく、なぜこうなっているのだろう、なぜああなのだろう、と疑問を持って調べる時、「飽くなき好奇心」があると言えるのです。
「飽くなき好奇心」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「飽くなき好奇心」を使った例文1
- 「飽くなき好奇心」を使った例文2
「飽くなき好奇心」を使った例文1
「常に飽くなき好奇心を大切にしてください」
知識をつけるときには好奇心がなければいけません。
そもそも好奇心がなければ新しいことを調べても覚えられませんし、そもそも面白いとさえ思えないですよね。
わからないことを何か発見した場合、それが面白いと思えるという事は好奇心があるということになります。
常に「飽くなき好奇心」を持ち、何に対しても疑問を持つことが知識を増やすために大切です。
「飽くなき好奇心」を使った例文2
「飽くなき好奇心を持ち、キュリー夫人はラジウムを発見した」
キュリー人と言えば、誰もが知る科学者であり、ノーベル賞を2度優勝した女性です。
彼女はポーランドで生まれましたが、このときのポーランドは女性が大学に通って勉強できるような国ではなかったため、彼女は家庭教師をしながらお金を貯め、フランスのソルボンヌ大学に留学しました。
「飽くなき好奇心」を持っていた彼女は勉強を続け、夫となるピエールに出会ってラジウムを発見したのです。
「飽くなき好奇心」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「好奇心旺盛」【こうきしんおうせい】
- 「熱心」【ねっしん】
「好奇心旺盛」【こうきしんおうせい】
「好奇心旺盛」という言葉には未知の事柄や珍しく、不思議なものなどに対し、興味や関心を盛んに抱くという意味になります。
一般的には様々なことに挑戦する、行動力がある、などという意味で使われます。
「熱心」【ねっしん】
「熱心」という言葉にはそのことに心を打ち込んでいること、ある物事に深く心を打ち込むこと、という意味があります。
熱心な仕事ぶり、などという表現がありますね。
ぜひ「飽くなき好奇心」を持って生活していきたいものです。
また、何か疑問があるときには自分で調べるという力をつけましょう。