「飽くなき」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは「飽くなき」という言葉を色々な場面で耳にすることがあるかと思いますが、この言葉には、人の強い思いが込められているような雰囲気を感じさせてくれます。
そこで今回は、この「飽くなき」という言葉がどのような意味を持ち、どんな場面で使われるのかを見ていくことにします。
目次
- 「飽くなき」とは?
- 「飽くなき」の英語と解釈
- 「飽くなき」の表現の使い方
- 「飽くなき」を使った例文と意味を解釈
- 「飽くなき」の類語や類義語・言い換え
「飽くなき」とは?
「飽くなき」とは「満ち足りるということがない」、「どこまでも止むことがない」、「終わることのない」といったような意味を表現している言葉です。
- 「飽くなき」の読み方
「飽くなき」の読み方
「飽くなき」は「あくなき」と読みますが、特別に難しい発音があるわけではありません。
間違いなく正確な読み方でチェックしておいてください。
「飽くなき」の英語と解釈
「飽くなき」を英語に訳すと、“endless”、“:never get tired”という言葉で表現することができます。
「飽くなき」の表現の使い方
「飽くなき」とは「物事や人の思いなどに尽きることがない」、「果てしなく」というような意味合いがありますので、熱意を持って物事に取り組み続けるような場面で使われることになります。
尚、この言葉は「飽くなき」単独で使われることなく、後に他の言葉が付け足されることで、活用されることになります。
「飽くなき」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「飽くなき」を使った例文を見ながら具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「飽くなき」を使った例文1
- 「飽くなき」を使った例文2
「飽くなき」を使った例文1
「彼は飽くなき欲望を次第に強めて行き、遂に大きな名声と富を手にすることになったのです」
「飽くなき欲望」とは「尽きることのない欲望」、「際限のない欲望」という理解にができますが、「飽くなき欲望」というと、人のわがままな願望などの印象を受けます。
しかし、この例文のように「飽くなき欲望」が原動力となり、頑張ることで、富と名声を手にすることができるというプラス思考的な使い方もできます。
「飽くなき」を使った例文2
「わが社は創業以来、飽くなき挑戦で市場のトップランナーを維持している」
企業でも、このような「飽くなき挑戦」の姿勢を持ち続けるべきです。
そうすることにより、強い製品やサービスを産み出し、常にマーケットでも圧倒的なシェアをキープすることができようになります。
「飽くなき」の類語や類義語・言い換え
「飽くなき」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「粘り強い」【ねばりづよい】
- 「持続的な」【じぞくてきな】
「粘り強い」【ねばりづよい】
「粘り強い」が「飽くなき」の類義語の1つとして活用することができます。
「根気が強い」、「よく頑張る」という意味合いがあります。
この言葉を聞くと、とても強い思いで、物事に当たっていることを連想します。
「持続的な」【じぞくてきな】
「持続的な」という言葉もあります。
「ある状態が保たれること」、または「保つこと」、「中断することなく続くこと」という意味になります。
「持続的な」という言葉には、安定的な継続性のある意味合いが含まれてきますので、「企業の継続的な成長」というような場面で使うことができます。
「飽くなき」という言葉の意味や具体的な活用シーンを紹介してきましたが、この言葉は、色々なシーンで活用することができる言葉です。
例文でも見たように「飽くなき挑戦」といったような言葉や、「飽くなき探求心」というフレーズでよく使われています。
何れの使い方も、常に積極的に前向きな姿勢で物事に臨んでいることを伺わせています。
このような姿勢は私達の日々の姿勢の働きの中で忘れてはならないことだと思います。
積極的な攻めの姿勢を持ち続けることで、大きな成功を手にすることができるからです。