「聴衆」とは?意味や使い方!例文や解釈
「聴衆」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「聴衆」という言葉を使った例文や、「聴衆」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「聴衆」とは?
- 「聴衆」の類語や類似表現や似た言葉
- 「聴衆」を使った例文や短文など
- 「聴衆」の反対語
「聴衆」とは?
「聴衆」という言葉を知っているでしょうか。
「演説に千人以上の聴衆が集まる」などという風景を、見たことがあるかもしれません。
一方で、「聴衆」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「聴衆」という言葉の意味を紹介します。
- 「聴衆」の読み方
- 「聴衆」の意味
「聴衆」の読み方
「聴衆」は「ちょうしゅう」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「聴衆」は「ちょうしゅう」と読みましょう。
「聴衆」の意味
「聴衆」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「聴衆」には、「集まって、演説や音楽などを聞く大勢の人」という意味があります。
そのため「演説に千人以上の聴衆が集まる」という時は、演説を聞くために千人以上の人が集まったという意味があります。
話を聞きたい大勢の人、音楽を聴きたい大勢の人などを、「聴衆」と言います。
このように、「聴衆」には、「集まって、演説や音楽などを聞く大勢の人」という意味があります。
「聴衆」の類語や類似表現や似た言葉
次に「聴衆」の類語や類似表現を紹介します。
「聴衆」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「見物人」【けんぶつにん】
- 「観客」【かんきゃく】
- 「観衆」【かんしゅう】
- 「大向こう」【おおむこう】
- 「視聴者」【しちょうしゃ】
- 「リスナー」【りすなー】
「見物人」【けんぶつにん】
「見物人」には、「気楽に見て楽しむ人」という意味があります。
「花火大会の見物人」という時は、花火大会を気楽に楽しむ人という意味になります。
また「黒山の見物人」という時は、山のように集まった、気楽に見て楽しむ人々という意味があります。
他にも「喧嘩の見物人」「祭りの見物人」などという使い方をします。
「観客」【かんきゃく】
「観客」という言葉には、「劇などを見る人」という意味があります。
「芝居の観客」という言葉には、芝居を見る人という意味があります。
「大勢の観客を楽しませる、白熱した芝居」という時は、たくさんのお客さんを楽しめる、熱のこもった素晴らしい芝居という意味になります。
「観衆」【かんしゅう】
「観衆」という言葉には、「見物する大勢の客」という意味があります。
「サッカーの試合を数万人の観衆が見守る」という時は、サッカーの試合を見物する数万人の客という意味があります。
他にも「観衆が詰めかける」「観衆が大騒ぎする」などという使い方をします。
「大向こう」【おおむこう】
「大向こう」という言葉には、「立見席の見物人」「一般の客」という意味があります。
「大向こうを唸らせる演技」という時は、特に芝居に詳しくない一般のお客さんの、心を動かすような演技という意味になります。
「視聴者」【しちょうしゃ】
「視聴者」には、「テレビなどを見る人」という意味があります。
「視聴者の意見を取り入れた番組」には、テレビを見ている人の意見を聞いたうえで制作している番組という意味があります。
「リスナー」【りすなー】
「リスナー」には「ラジオを聞く人」という意味があります。
「リスナーからの手紙が届く」には、ラジオを聞いている人から、ネタや意見が書かれた手紙が届くという意味があります。
「聴衆」を使った例文や短文など
次に「聴衆」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「聴衆」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「聴衆」を使った例文1
- 「聴衆」を使った例文2
「聴衆」を使った例文1
「『聴衆』の前に立つと、今でも足が震える」
この例文のように、大勢の人が集まるステージに立つと、例え演説やライブのベテランであっても、足が震えるほど緊張するかもしれません。
数十年トップスターとして活躍する歌手も、ライブの度に緊張感が強く、気持ち悪くなると言います。
このように演説や音楽を聴くために集まった大勢の人のことを、「聴衆」と言います。
「聴衆」を使った例文2
「『聴衆』の期待を裏切らないステージを披露する」
この例文は、たくさんのファンの前で、見事な歌声を披露した歌手の姿を文章にしたものです。
お金を払って音楽を聴きに来た「聴衆」は、それなりに高い期待を持っています。
その期待を上回るようなパフォーマンスを披露するのが一流のアーティストと言えるでしょう。
「聴衆」の反対語
「聴衆」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「聴衆」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「役者」【やくしゃ】
- 「主役」【しゅやく】
- 「立役者」【たてやくしゃ】
- 「プリマドンナ」【ぷりまどんな】
「役者」【やくしゃ】
「役者」には、「劇を演じる人」という意味があります。
「役者として、舞台に立つ」という文書には、劇を演じる人として、舞台の上で演技をするという意味があります。
また「素晴らしい役者がそろったドラマ」という時は、劇を演じる人が粒ぞろいのドラマという意味があります。
「主役」【しゅやく】
「主役」には、「主要人物の役」という意味があります。
「主役を務める」という時は、その舞台やドラマの主要人物の役を務めるという意味があります。
「その演技じゃ、主役は無理だ」という時は、演技力が乏しく、主要人物の役を務めるのは無理だという意味になります。
「立役者」【たてやくしゃ】
「立役者」には、「一座の中心になる、優れた役者」という意味があります。
「彼は、この一座の立役者だ」という時は、彼は一座を引っ張るような優れた役者だという意味になります。
「プリマドンナ」【ぷりまどんな】
「プリマドンナ」という言葉には、「歌劇の主役を務める女性歌手」という意味があります。
「いつかはプリマドンナになりたい」という時は、歌劇の主役を務める、女性歌手になりたいという意味があります。
ちなみに「歌劇」という時は、ヨーロッパで開催されるオペラを指すことが多くなっています。
「聴衆」という言葉について見てきました。
話や音楽を聴くために集まった大勢の人について話をする時、「聴衆」という言葉を使ってみましょう。