「ビギナーズラック」の意味とは!言葉を徹底解説
「ビギナーズラック」は、起こる時には起きてしまう不思議な現象です。
ただし、これがきっかけでその事柄に嵌ってしまうことも多いので、注意しないといけません。
目次
- 「ビギナーズラック」とは?
- 「ビギナーズラック」の具体例
- 「ビギナーズラック」を使った例文と意味を解釈
- 「ビギナーズラック」の類語や類義語・言い換え
「ビギナーズラック」とは?
「ビギナーズラック」とは、その事柄に対して全くの初心者(ビギナー)が、熟練した人でも滅多にないような幸運を手にしてしまうことです。
例として、競馬について全く知らない人が、馬の名前だけで決めて購入したような馬券が大当たりし、何十倍、何百倍といった配当を手にしてしまった場合です。
ご存知のように、競馬は馬の血統やコンディション、走るコース、距離適正、騎乗する騎手といった様々な要素から予想を立てて楽しむものです。
しかし、初心者にそのようなことは分からないので、気に入った名前の馬だったり、自分の誕生日に引っ掛けた番号を購入するなど、慣れている人からすると、そんな買い方で当たるものかと思うところですが、この「ビギナーズラック」とは、それが当たってしまうことだと考えてください。
「ビギナーズラック」の具体例
上で挙げた競馬がいい例ですが、パチンコでも、どこに打てばいいのかも分からない初心者が、たまたまスタート口に入った球の1つや2つだけで大当たりしてしまうことがあります。
競馬の例でも同様ですが、熟練した人からすると、そんな買い方や打ち方で高額の配当や景品を獲得してしまうと、「何だ、思ったより簡単だ」と思い込んでしまい、深みに嵌ってしまうかも知れません(そんなことが続く訳はありません)。
「ビギナーズラック」を使った例文と意味を解釈
「ビギナーズラック」を使った例文と、その意味の解釈です。
この言葉は、初心者が勝負事で思いもしない幸運によって(実力ではなく、それだけで)勝利した時に使われる表現です。
- 「ビギナーズラック」を使った例文1
- 「ビギナーズラック」を使った例文2
「ビギナーズラック」を使った例文1
「あいつはビギナーズラックで5万円勝って以来、すっかり競艇に嵌ってしまったようだ」
これが怖いのがビギナーズラックです。
何も知らない初心者の時にまともな予想もせずに当たってしまった為、少し調べて詳しくなればもっと当てられるはずだと深みに嵌ってしまうのです。
この手の勝負事は、最終的には胴元側(開催側)が勝つようにできているものです。
あくまで趣味の1つに留めて、ほどほどに楽しむ程度にしておかないといけません。
「ビギナーズラック」を使った例文2
「ビギナーズラックとしか言いようがない奇跡が起きた」
この「ビギナーズラック」は、初めての勝負事に手を出せば必ず起こるというものでもありません。
むしろ、全く勝てずに終わることの方がほとんどで、それによって二度とそんなことはしないと考えてしまう人も多く、そこで運よく勝ってしまったのが災いし、嵌り込んでしまうといった結果に繋がることもあるので気を付けないといけません。
「ビギナーズラック」の類語や類義語・言い換え
「ビギナーズラック」を日本語で言い換えると、以下になります。
初心者ゆえというところがポイントになっている言葉です。
- 「初心者ゆえの幸運」【しょしんしゃゆえのこううん】
「初心者ゆえの幸運」【しょしんしゃゆえのこううん】
初心者だからこその幸運を、この「ビギナーズラック」と表現します。
何も分からず、先入観も全くないことが幸いして当たってしまうからこそこのように表現されます。
また競馬で例を挙げると、ビギナーズラックで獲れた馬券は、熟練した人にはまず予想できない組み合わせだったということがほとんどです。
「ビギナーズラック」は、起こって悪いものではありませんが、それによってその事柄が簡単だと決め付けてしまうことのないように気を付けないといけません。