「トゥエルブナイン」とは?意味!解説
「トゥエルブ・ナイン」は、物質の純度を表す為の言葉ですが、そこから転じた使い方もされています。
目次
- 「トゥエルブ・ナイン」とは?
- 「イレブン・ナイン」とは?
- 「テン・ナイン」とは?
「トゥエルブ・ナイン」とは?
「トゥエルブ・ナイン」とは、物質の純度に対して、9999999999%であるということの表現です。
「9」が12個使われていることで、トゥエルブ(12)+ナイン(9)からきている言葉で、下記に紹介する「イレブン・ナイン」より純度が上だという意味で使います。
ですが、「イレブン・ナイン」は正式な言葉ながら、この「トゥエルブ・ナイン」は、言わば俗語という扱いで、物理や科学(化学)の世界では用いていません。
「イレブン・ナイン」とは?
純度が、999999999%(9が11個)という意味で使う用語で、こちらは正式な言葉として、この物質にはそれほど純度があるなどと使われています。
現在では、集積回路(IC)に使われるの半導体素子には、ここまでの技術が採用されていることが珍しくなくなっています。
「テン・ナイン」とは?
こちらは、99999999%(9が10個)の表現です。
イレブン・ナインとまではいかないながら、限りなく100%に近いという意味になり、半導体素子して使われるケイ素(シリコン)の純度は、これが基準となるとも言われています。
「トゥエルブ・ナイン」は、実際にはそこまでの純度の物質だと計測することが難しく、あくまで俗語だと考えておいてください。
また、そこまで本当だ(間違いない)という意味で、「信憑性はトゥエルブ・ナインだ」などといった用いられ方もしています。