「心もとない」の意味とは!言葉を徹底解説
「心もとない」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「心もとない」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「心もとない」とは?
- 「心もとない」の表現の使い方
- 「心もとない」を使った例文と意味を解釈
- 「心もとない」の類語や類義語・言い換え
「心もとない」とは?
「心もとない」という言葉には頼りなく不安な様子、という意味があります。
「心許ない」と表記されることもありますが、ひらがなで描かれることも多い表現だといえます。
誤りのある、あるいは誤解されやすい、という意味もありますし、見ていて不安に思わせる、などという意味もあります。
例えば、小さな子供1人だけで買い物に行かせるのは「心もとない」と思いますよね。
あるいは1人で長距離運転をしなければいけない時など、「心もとない」と感じるのではないでしょうか。
「心もとない」の表現の使い方
「心もとない」という表現は頼りなく不安である、という意味になります。
例えば、歳をとった母親が1人で暮らすということに関し、「心もとない」と感じる人もいるでしょう。
歳をとった父親が「心もとない」足取りで歩いている、と表現することもできます。
妹1人で買い物に行かせるなんて「心もとない」、味方が1人もいなくて「心もとない」、ということもあるかもしれませんね。
「心もとない」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「心もとない」を使った例文1
- 「心もとない」を使った例文2
「心もとない」を使った例文1
「娘が1人で買い物に行く時、あまりにも心もとなくてこっそりついていってしまいました」
小さな子供が1人で買い物に行くとなれば、非常に不安になりますよね。
迷子にならないか、無事に買い物ができるか、きちんと帰ってこられるか、といろいろ考えてしまうのではないでしょうか。
そのため、こっそりと後からついていたというお母さんもいるかもしれませんね。
「心もとない」を使った例文2
「娘が1人で料理をするなんて、心もとないんだけど」
普段全然料理をしないような子供が1人で料理をすると言い出したら、いろいろ不安になるのではないでしょうか。
包丁で手を切ったりしないか、火傷をしたりしないか、家を火事にしたりしないか、などといろいろ考えてしまうかもしれません。
しかし、子供の成長のためには1人でやらせてみることも大切です。
子供が助けを必要としているときにはいつでも手伝ってあげられるように準備だけはしておきましょう。
「心もとない」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「頼りない」【たよりない】
- 「不安」【ふあん】
「頼りない」【たよりない】
「頼りない」というのは誤りのある、あるいは誤解されやすい、頼りにならない、という意味があります。
おぼつかない、不確か、などと言われることもありますね。
「不安」【ふあん】
「不安」という言葉には心配に思ったり恐怖を感じたり、何か漠然として気味の悪い心的状態を指しています。
よくないことが起こるのではないかという感覚に陥っている時にもこの表現が使われます。
「心もとない」という表現は日常的にも使えますので、よく覚えておきましょう。
「心もとない」と感じたときには根回しをしておくことも重要です。