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「進退窮まる」とは?意味や言い換え!例文と解釈

「進退窮まる」という表現を知っているでしょうか。

ここでは「進退窮まる」という言い回しについて紹介していきます。

進退窮まる

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目次

  • 「進退窮まる」とは?
  • 「進退窮まる」を分解して解釈
  • 「進退窮まる」の具体例や表現の使い方
  • 「進退窮まる」を使った例文と意味を解釈
  • 「進退窮まる」の類語や類義語・言い換え


「進退窮まる」とは?

「進退窮まる」、というのは進軍も撤退もできない状況、どうにもならない苦境、という意味を持つ言い回しです。

進むことも退くことも不可能であり、困難な状況に陥るという意味を持ちます。

これは中国最古の詩集だと考えられている『詩経』に書かれた「人また言あり、進退維(これ)谷(きわ)まる」という表現から来ています。

「谷まる」というのは険しい山の谷間に落ちてしまうと進むことも退くこともできない状態になる、という意味です。

かつて進退という表現は「しんだい」と読まれていました。

  • 「進退窮まる」の読み方

「進退窮まる」の読み方

「進退窮まる」という表現は「しんたいきわまる」と読みます。

日常的に使う表現ではありませんが、ぜひ知っておきたい表現の1つです。



「進退窮まる」を分解して解釈

ここでは「進退窮まる」という表現を分解して紹介していきます。

  • 「進退」
  • 「窮まる」

「進退」

「進退」という言葉には進むことと退くこと、という意味があります。

例えば仕事を辞めるか続けるか、身の処置について表現することもありますね。

例えば仕事でミスをしてしまい、責任を持って辞職すると言うことになれば、「進退を巡る」ということになります。

「窮まる」

「窮まる」という言葉は極限に達するという意味を持っています。

「進退窮まる」と表記したら、それは進むことも退くこともできない、どうにもならない苦境という意味になります。

「進退窮まる」の具体例や表現の使い方

「進退窮まる」という表現はどうしようもない、どうあがいても無理、などという時に使われる表現の1つです。

例えば仕事で行き詰まってしまい、どうしたら良いのかわからない、上司に相談するわけにもいかないし同僚にも話せない、かといって自分1人で問題解決できない、などという場合に「進退窮まる」と表現できます。

何かミスをしてしまった場合などは、そのミスを修正しなければいけないですよね。

しかし、簡単に修正できるようなミスでは無い、かといって何もなかったふりはできない、そして誰かに相談もできない、という状態ですね。

家族にも話せませんから、まさにそれは「進退窮まる」状況だと言えるでしょう。



「進退窮まる」を使った例文と意味を解釈

ここでは例文を紹介していきます。

  • 「進退窮まる」を使った例文1
  • 「進退窮まる」を使った例文2

「進退窮まる」を使った例文1

「彼は進退窮まるそのような状態であっても冷静に判断し、問題を解決した」

何か問題が生じ、進むことも退くこともできないという状態になったら、そういう時こそ冷静にならなければいけません。

焦ってしまって物事を見失ってしまったら、さらに問題解決が遠のいてしまう可能性もありますよね。

問題が生じた場合はその問題をしっかりと見据え、どのように対処したら良いのか考えていかなければいけないのです。

焦った状態で動いてしまったらさらに問題を悪化させてしまう可能性もありますので、気をつけましょう。

「進退窮まる」を使った例文2

「進退窮まる状況は辛いですが、無視するわけにはいきません」

進むことも退くことも不可能、となってしまうと、いっそ見なかったことにしようと感じる人もいるかもしれません。

しかしそれでは解決策にならないですよね。

見なかったことにするだけではいつか自分に問題が返ってくるでしょう。

きちんと問題を見据えて解決できるように努力する必要があるのです。

「進退窮まる」の類語や類義語・言い換え

ここでは類義語を紹介します。

  • 「万事休す」【ばんじきゅうす】
  • 「万策尽きる」【ばんさくつきる】

「万事休す」【ばんじきゅうす】

「万事休す」というのは対策の講じようがない、もはや手の施しようがない、諦める、という意味があります。

何をしてもダメだという時にこの表現が使われます。

「万策尽きる」【ばんさくつきる】

「万策尽きる」というのはあらゆる方法や手段を試みたけれど効果がなかった、選択できる方法や手段をやり尽くした、という時に使える表現です。

これ以上は方法がないという時に使われます。

icon まとめ

「進退窮まる」という状況には陥りたくないですよね。

しかし、もしそのような問題が陥ってしまったら、冷静に対処するように心がけなければいけません。