「バリサク」とは?2つの意味を徹底解説!
「バリサク」という言葉には、一体どんな意味があるのでしょうか。
ここでは、鉄道ファンが使う場合、及び音楽業界で使う場合について説明していきます。
目次
- 撮り鉄における「バリサク」とは?
- 楽器における「バリサク」とは?
- 「バリサク」が突如急上昇ワードになった理由
撮り鉄における「バリサク」とは?
鉄道ファンの中で、列車の写真を撮るのが好きな人がこの「撮り鉄」です。
一部のそのような人が、「バリバリの順行(日光の位置が写真撮影に適している状態のことです)の中でサクっと撮影」という意味で「バリサク」と使っています。
要は、撮影にとても適している状態でサクっと(時間を掛けずに)写真が撮れたという意味です。
楽器における「バリサク」とは?
音楽業界では、バリトンサックスのことを「バリサク」と略して読んでいます。
サックスにはその他に、ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バスサックスなど色々な種類があり、それぞれ出すことができる音域が違います。
一般にサックスと呼ばれているはテナーサックスで、ロックやジャズなどに幅広く用いられています。
「バリサク」と呼ばれるバリトンサックスは、このテナーサックスより低い音域を出すサックスです。
「バリサク」が突如急上昇ワードになった理由
2019年7月に起きた、京都アニメーションというアニメ制作会社の放火事件の犯人と思われる男性が、このような事件を起こした理由として、自分が考案した「バリサク」という言葉がこの会社の作品中でパクられた為からだという説が挙がっています。
真偽は定かではありませんが、実際に同社が制作したアニメの「響け!ユーフォニアム」の作中に、確かに「バリサク」という表現が出てきます。
しかし、これは先のバリトンサックスのことで、元から音楽業界で使われている言葉です。
それを撮り鉄だったと言われるその男が勝手に勘違いしたことから起こった事件だという報道が一部のテレビでありました。
バリサクは、一般にはバリトンサッのことだと覚えておいていいでしょう。
ですが、それだとしても、普通にはまず使わない言葉でしょう(その楽器を表現する機会がそうある訳ではない為です)。