「これはだめかもわからんね」とは?意味など徹底解説
「これはだめかもわからんね」という言葉はどの様な意味なのでしょうか。
少し深刻な元ネタも併せて紹介します。
目次
- 「これはだめかもわからんね」とは?
- 「これはだめかもわからんね」の概要
- 「これはだめかもわからんね」を使用する際の注意点
「これはだめかもわからんね」とは?
「これはだめかもわからんね」とは、「現在の状況が絶望的で、回復する見込みがないと思われる時に発する言葉」です。
現在精一杯努力をしているにもかかわらず状況は悪化する一方で、力を付くしながらも諦めの気持ちが混じっています。
「これはだめかもわからんね」の概要
「これはだめかもわからんね」の元ネタと概要について紹介します。
- 「これはだめかもわからんね」の元ネタ
- 「これはだめかもわからんね」の概要
「これはだめかもわからんね」の元ネタ
「これはだめかもわからんね」は、1985年8月に発生した日航ジャンボ機の墜落事故で、墜落する直前に機長が発したセリフからきています。
乗務員が力を尽くしたにもかかわらず同機は墜落、死者520名、負傷者4名もの大惨事になりました。
「これはだめかもわからんね」の概要
飛行機のコックピットでのやり取りは、ボイスレコーダーという機器により録音されていて、事故後に回収されて当時の状況が分りました。
日航機墜落事故では、ボイスレコーダーに機長・副操縦士・航空機関士などの会話が記録されていて、神奈川県相模湖上空を通過した時に機長が「これはだめかもわからんね」と絶望的な発言をしたことが明らかになりました。
「これはだめかもわからんね」を使用する際の注意点
「これはだめかもわからんね」は、マスコミで何度も報道されたことにより、スラングとして使う人も多くいました。
しかし何しろ大きな事故であり、亡くなった方も多い為に、不謹慎だと批判する人もいます。
自らの命をかけて力を尽くした乗務員と、恐怖の中生存の可能性を祈りつつも残念な結果になった乗客の気持ちを考えると、軽々しく使うべき言葉ではありません。
事故の悲惨さを語り継ぐ機会に使うのならば問題はありませんが、絶望的な状況で使うのは避けた方がいいでしょう。
「これはだめかもわからんね」は「絶望的な状況を表す言葉」です。
言葉の重みを考えて使う様にしましょう。