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「回覧」とは?意味や使い方!例文や解釈

「回覧」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「回覧」という言葉の理解を深めていきましょう。

回覧

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目次

  • 「回覧」とは?
  • 「回覧」の表現の使い方
  • 「回覧」を使った言葉と意味を解釈
  • 「回覧」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「回覧」の反対語
  • 「回覧」の類語や類義語・言い換え
  • 「回覧」の英語と解釈


「回覧」とは?

「回覧」とは?

「回覧」とは書類、本などを順番に回して見ることを言います。

  • 「回覧」の読み方

「回覧」の読み方

「回覧」と書いて「かいらん」と読みます。



「回覧」の表現の使い方

「回覧」の表現の使い方

「回覧」とは漢字を見れば何となく意味はわかるかと思いますが、複数の人に順番に回して見ることを言います。

似た言葉に「閲覧」がありますがこちらの意味は書物、書類などを調べて読むことという意味ですので違いを理解しておきましょう。

「回覧」を使った言葉と意味を解釈

「回覧」を使った言葉と意味を解釈

「回覧」を使った言葉、言い回しをいくつか紹介します。

意味の解釈もつけていますので参考にしてみてください。

  • 「回覧板」
  • 「回覧雑誌」
  • 「回覧文書」

「回覧板」

「回覧」と言えば「回覧板」という言葉が一番に思い浮かぶ人も多いことでしょう。

これは、告知の文書、お知らせなどを付けて、地域の各家庭に回す板のことを言います。

今では「回覧板」をしないところもあるかもしれませんが、連絡事項が書かれてある書類が挟めてあるファイルなどが隣近所から回ってくるのです。

読んだら確認の為、読んだ日付、印鑑やサインなどをして次の家庭に回すというものです。

「回覧雑誌」

「回覧雑誌」とは同じ趣味の者同士がそれぞれの原稿などを集めて雑誌の形にすることを言います。

同人誌と言った方がわかりやすいでしょうか。

仲間内で見せて、お互いに批評、アドバイスなどをし合うことを言います。

「回覧文書」

「回覧文書」とは、通知することや資料などを順番に見ていく文書のことを言います。

今は一斉メールや、LINEのグループLINEなどを使うことも多くなりましたが、町内会、会社といった組織内などでこの形式で伝えるところもあります。



「回覧」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「回覧」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「回覧」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「回覧」を使った例文1
  • 「回覧」を使った例文2

「回覧」を使った例文1

「どうしよう、回覧板を回すのを忘れていた」

「回覧板」とは町内などにおけるお知らせなどの文書を地域で回し読みするものを言います。

掲示板などを使ってお知らせをすることもありますが「回覧板」を使っているところもあります。

見たらサインや印鑑をして次の家庭に回すというものですから掲示板などと違って「見ていなかった」「気づかなかった」ということは防げます。

ただ、ずぼらな人などは「回覧板」を次に回すことを忘れてしまうといった失敗をしてしまうこともあります。

「回覧」を使った例文2

「回覧雑誌に載っている私の文章を見て仕事依頼がきた」

「回覧雑誌」とは同好の者同士がそれぞれの原稿を集めて雑誌の形にしたものを言います。

仲間などでそれを見て批評し合うというものですが、そこから、スカウトなどがあることも考えられます。

「回覧」の反対語

「回覧」の反対語

「回覧」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

  • 「掲示」【けいじ】
  • 「お知らせ」【おしらせ】

「掲示」【けいじ】

「掲示」とは人の目につきやすい場所に掲げて示すという意味があります。

またそこに示されている文書という意味です。

「予定を掲示しておきます」「掲示をしっかり読んでおく」などと使います。

また「掲示板」とは文書を掲示する為の板のことです。

「回覧」と違って、文書が回ってくるのではなく自分から出向いて見るという行動をとることになります。

「お知らせ」【おしらせ】

「お知らせ」とは知らせること、通知という意味です。

回し読みではなく個人、個人に1枚ずつ手紙のような形式でくるというものですから、誰か次の人に回すといった必要はありません。

「学校からお知らせの手紙がきた」「お知らせがポストに入っていた」などと使います。

「回覧」の類語や類義語・言い換え

「回覧」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「回覧」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「回付」【かいふ】
  • 「回し読み」【まわしよみ】
  • 「輪読」【りんどく】

「回付」【かいふ】

「回付」とは少々聞き慣れない言葉かもしれませんが、意味は書類などを回すこと、送り届けることという意味になります。

「文書を回付した」「回付する」「回付された文書を確認している」などと使います。

「回し読み」【まわしよみ】

「回覧」という言葉を簡単に言い換えるならば「回し読み」という言葉を当てはめることができます。

「回し読み」とは複数の人で順番に本や雑誌などを読むということです。

「みんなで授業中に回し読みして先生に怒られた思い出」「この資料、コピーするの勿体ないから、みんなで回し読みでお願い」などと使います。

「輪読」【りんどく】

「輪読」とは数人で一冊の本を読んで、解釈、感想、意見などを話し合うことを言います。

「今話題の推理小説を輪読する」「輪読会は何かと勉強になるので積極的に参加したい」「古典を輪読する」などと使います。

「回覧」の英語と解釈

「回覧」の英語と解釈

「回覧」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“circulation”という単語で言い表します。

例文は“circulate the letter to them”(その手紙を彼らに回覧する)、“a notice for circulation”(回覧板)となります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「回覧」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

「回覧」とは書類、本などを順番に見ることを言います。

「回覧」の意味が理解できていましたら「回覧板」「回覧雑誌」といった言葉への理解も簡単にできることでしょう。

また似た言葉に「閲覧」がありますが、意味合いが違いますので気をつけましょう。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。