「輪読」とは?!意味や概要を解説!
「輪読」は、耳慣れない言葉かも知れませんが、文学が好きな人なら日常的に行っているかも知れません。
目次
- 「輪読」とは?
- 「輪読」の概要
「輪読」とは?
「輪読」とは、同じ本を何人かで読むことです。
そして、その後に感想の話し合うをすることで、読むだけではなく、この感想の話し合いまで含めての言葉です。
その為、グループ内で行うことがほとんどで、文学サークルなどでは盛んに「輪読会」として開催れています。
- 「輪読」の読み方
「輪読」の読み方
「輪読」は、「りんどく」と読む言葉です。
読み方では、「輪」を「りん」と読むところにだけ注意してください。
「回し(輪し)読み」のことだと覚えると分かりやすい言葉かも知れません(「輪す」で「まわす」は、あくまで当て字です)。
「輪読」の概要
「輪読」の一番の目的は、その作品についての理解を深める為です。
同じ本を読んでも、人それぞれ違う感想があるでしょう。
人の感想を聞き、自分の理解とは違う、そのようなとり方もあるのだと感じることで、自分だけでは分からなかったその作品の深さなどが分かります。
尚、この「輪読」は文学作品で行うもので、漫画や雑誌などは対象外です。
ただし、経済書などの実用的な本が対象になることもあり、その場合には、文学的な感想ではなく、内容がどう参考になる、この部分は今では古い(この手の本は、時代と共にどれほど参考になるかが変わる性質の為です)などという話し合いになります。
「輪読」は、皆で同じ本を読むだけでなく、その後の話し合いまで含めた表現だと覚えておきましょう。