「虚無リンピック」の意味とは!言葉を徹底解説
ネットで見掛ける「虚無リンピック」とはどの様な意味なのでしょうか。
元ネタや具体例なども併せて紹介しますので参考にして下さい。
目次
- 「虚無リンピック」とは?意味
- 「虚無リンピック」の語源や由来
- 「虚無リンピック」の具体例
- 「虚無リンピック」の表現の使い方と注意点
「虚無リンピック」とは?意味
「虚無リンピック」とは「中身がなく全く意味がないと感じるもののこと」という意味です。
元はジャンルに関わらず使われていた言葉で、「体験しても無意味に感じる」「見たり聞いりしても得るものが何もない」と思わせるものに対して幅広く使われていました。
最近では演劇の舞台に関して使われるのが一般的になっています。
演劇を観に行ってその後に何も残らない、観に行った意味がなかったと思う時に使う言葉です。
「虚無リンピック」の語源や由来
「虚無リンピック」の語源や概要について紹介します。
- 「虚無リンピック」の語源
- 「虚無リンピック」の概要
「虚無リンピック」の語源
「虚無リンピック」は「虚無+オリンピック」で作られたスラングです。
「虚無」とは「何もなくてむなしいこと」「この世に存在するものに価値が感じられないこと」という意味です。
「オリンピック」は言わずと知れた4年に一度の世界的なスポーツの祭典です。
この2つの言葉が組み合わさり「価値が感じられないことの順位決め」という意味で使われる様になりました。
「虚無リンピック」の概要
「虚無リンピック」は、元々幅広いジャンルの「意味のないもの」に対して使われていた言葉でした。
しかし2018年に、ネットユーザーにより「虚無リンピック2018~若手俳優舞台編~」というブログが公開され、若手俳優の舞台に限って「虚無を感じる作品」を募集したのです。
すると、非常に多くの舞台作品への不満や批評が寄せられて注目されました。
舞台を観に行くお客さんには推しの俳優がいるものです。
その推し俳優が若手で出演者として紹介されると楽しみで仕方ありません。
ところが当日舞台を観ると大きく期待外れてがっかりしてしまい、中には悲しみから虚無感を持つこともあるのです。
「虚無リンピック」は、推しの若手俳優の為に一生懸命チケットを買っては観にくるけなげなお客さんの為のストレス発散企画と言えます。
「虚無リンピック」の具体例
「虚無リンピック」の具体例としては「推しの俳優が出演すると聞いて楽しみに出かけたのに、出番が数分でセリフもひとことしかなかった」「原作と大きく違っていてキャラのイメージが狂った」「あまりにもつまらなくて8時間位に感じた」などがあります。
「虚無リンピック」の表現の使い方と注意点
「虚無リンピック」は、主に舞台で「意味がない」「観てむなしさを感じた」と思える作品に対して使います。
但し、人の感じ方は様々で中には「面白かった」「楽しめた」という人もいるでしょう。
ランキングが発表されてもあくまで人の個人的な感想として捉えることが大切です。
「虚無リンピック」とは、「中身がなく全く意味がないと感じる舞台作品」のことを言います。
推しの俳優がいる人は、これから成長していく過程だと思って見守り続けましょう。