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「死亡フラグ」の意味とは!言葉を徹底解説

ネットで「死亡フラグ」という言葉をよく見かけます。

一体どの様な意味なのか、語源や関連語などについても紹介します。

死亡フラグ

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目次

  • 「死亡フラグ」とは?
  • 「死亡フラグ」の語源や由来
  • 「死亡フラグ」を使った例文と意味を解釈
  • 「死亡フラグ」の関連語


「死亡フラグ」とは?

「死亡フラグ」とは?

「死亡フラグ」の概要について紹介します。

  • 「死亡フラグ」の意味
  • 「死亡フラグ」の具体例

「死亡フラグ」の意味

「死亡フラグ」とは、「マンガ・アニメ」「ゲーム」「映画やドラマ」の中で、読者や観客、プレイヤーにそのキャラクターが死ぬと予感させるエピソードのことを言います。

創作のストーリーの中では、全員が無事で幸せになれることは滅多にありません。

主人公が苦難を乗り越えて成功していくという背景において、死亡するキャラクターも出てきます。

死ぬ前にそのキャラが明らかに不吉な言動をしたり、あまりにもハッピーエンド過ぎてしまう流れで、「絶対にこのまますんなり行かないだろう」と思わせる状況を表します。

「死亡フラグ」の具体例

ストーリーもので言えば、以下の様な「お約束」の後にそのキャラが死亡することを言います。

「戦闘もので、『必ず無事に帰る』『帰って来たら結婚しよう』などと幸せになる約束をする」「今まで悪者だったキャラが目覚めて味方になる」「『ここは俺に任せろ』と言って主人公を先に行かせる」「ほっとくつろいで一人でシャワーを浴びる」「見方を見捨てて一人で逃げる」など、お決まりの行動をします。

観ている方は「こんなことをしたらろくなことが起きない」と分かっていて、その後に死亡することを言います。



「死亡フラグ」の語源や由来

「死亡フラグ」の語源や由来

「死亡フラグ」の語源は、IT用語の「フラグ」から来ています。

コンピュータにおいて、特定の条件が確立することを「フラグが立つ」と言います。

ここから「敵に倒されてゲームオーバーの条件が揃うこと」という意味で「死亡フラグ」と使われる様になりました。

「死亡フラグ」を使った例文と意味を解釈

「死亡フラグ」を使った例文と意味を解釈

「死亡フラグ」を使った例文と解釈を紹介します。

  • 「死亡フラグ」を使った例文1
  • 「死亡フラグ」を使った例文2

「死亡フラグ」を使った例文1

「あのキャラは死亡フラグが立ってるのにまだ生きている」

明らかにこのあと死ぬだろうと思われる様な言動をしているのに、しぶとく生きて活躍していることを言います。

「死亡フラグ」を使った例文2

「ここでこんなに出番があるということは死亡フラグだな」

今までずっと脇役だったキャラが、その回にやたらと出番が増えて、しかも活躍したりい幸せになるというエピソードがあります。

主人公よりも活躍している様子を見て急に不幸が訪れる予感がすることを表しています。



「死亡フラグ」の関連語

「死亡フラグ」の関連語

「死亡フラグ」の関連語について紹介します。

  • 「死亡フラグクラッシャー」
  • 「歩く死亡フラグ」

「死亡フラグクラッシャー」

「死亡フラグ」が出ているにも関わらず、死なないキャラのことを言います。

非常に危険な目に遭いながらも生還して主人公と再会することが多くなります。

観客やプレイヤーの期待を裏切り、主人公よりも目立ってしまうキャラに対して使われます。

「歩く死亡フラグ」

そのキャラクターの行く先々で必ず死亡事件が発生する時に、そのキャラに対して使われます。

「歩く死亡フラグ」には2種類あります。

1つ目は、主人公の周囲にいる人が死ぬもので、探偵ものや警察ものに多くあるパターンです。

2つ目は、その作品やシリーズで簡単に死ぬキャラのことを表します。

敵の戦闘員やゲームで著しく能力が低く、誰でもすぐに倒せてしまうきゃらのことです。

icon まとめ

「死亡フラグ」とは、読者や観客、プレイヤーにそのキャラが死ぬと予感させるエピソードのことです。

そろそろ死にそうだなと思ったキャラに対して使ってみましょう。