「サコッシュ」とは?意味を解説!
「サコッシュ」とは、「肩に掛けることができる小さくて軽量・便利なバッグ」を意味する言葉です。
「サコッシュ」の「意味・語源や由来・サコッシュとポシェットの違い」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「サコッシュ」とは?
- 「サコッシュ」の語源や由来
- 「サコッシュ」と「ポシェット」の違い
「サコッシュ」とは?
“pochette”(サコッシュ)という言葉は、「元々は自転車のロードレースで使われていた、たすき掛けすることができる小さくて軽量・便利なバッグ」のことを意味しています。
現在では本来の用途のサコッシュだけではなく「アウトドア用・ファッション用・タウンユース用のサコッシュ」が開発されて販売されています。
「サコッシュ」の語源や由来
「サコッシュ」の語源は、フランス語の“sacoche”に由来しています。
フランス語で“sacoche”は、シンプルに「カバン・袋」のことを意味しています。
「サコッシュ」は自転車のロードレースの補給ポイントなどで、チームのサポートがレーサーに渡す「たすき掛けできる軽量の袋(スポンサー名・チーム名入りの長方形型の袋)」に由来しています。
「サコッシュ」の中には「補給食(バナナ・栄養補助食品)・水筒(栄養ドリンク)」などが入っていて、レーサーは中身をジャージのポケットなどに入れた後に、サコッシュ本体は破棄します。
「サコッシュ」と「ポシェット」の違い
「ポシェット」はフランス語の“pochette”に由来していて、「小さなポケット」を意味しています。
「ポシェット」も「サコッシュ」と同じく、肩や首からたすき掛けできる小さめのショルダーバッグの一種です。
しかし、「ポシェット」は素材・耐久性・デザインなどの面で、「サコッシュ」のように自転車レースやアウトドア(登山)などで使うことを想定していないという大きな違いがあります。
ロードレースというスポーツに由来する「サコッシュ」と比較すると、「ポシェット」は「女性向け・おしゃれメインの用途」とされることが多い違いがあります。
そのため、「ポシェット」は小さめのショルダーバッグですが、しっかりとしたマチや開口部のフラップがあることが多く、素材も皮革・合皮などやや重量のあるもの(サコッシュはポリエステルなどの軽量素材)が多いのです。
「サコッシュ」という言葉について解説しましたが、「サコッシュ」には「元々は自転車レースで使われていたシンプル・軽量で実用性に優れたバッグ」の意味があります。
「サコッシュ」と「ポシェット」の違いも説明しています。
「サコッシュ」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。