「キレがある」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは「キレがある」という言葉を色々な場面で耳にしたことがあるかと思います。
日常生活の中だけでなく、仕事の場面でもよく使われている言葉なので、このフレーズを知らない人はあまりいないでしょう。
今回はこの「フレーズ」をテーマに話を進めて行くことにします。
目次
- 「キレがある」とは?
- 「キレがある」の英語と解釈
- 「キレがある」の表現の使い方
- 「キレがある」を使った例文と意味を解釈
- 「キレがある」の類語や類義語・言い換え
「キレがある」とは?
身近な場面からビジネスシーンでも、よく耳にする「キレがある」という言葉には、どのような意味があるのでしょうか?
この言葉には、様々な解釈をすることができるのですが、「メリハリが効いており、機敏であること」という意味で、スポーツやステージでの踊りなどの動きに関して用いられることがあります。
その他には「意見や回答などの発言に光るものがあり、鋭いポイントを突いていること」や「アルコール類などの飲み物の味に強烈なインパクトがあって、すっきりとした喉越しを残しているさま」などを表現する時にも使われています。
「キレがある」の英語と解釈
「キレのある」を英語に訳すと、“very smoothly”、“well-defined”、“sharp”といったような言葉で表現することができます。
「キレがある」の表現の使い方
「キレがある」という言葉を聞くと、どうしてもビールを飲んでいる時の喉越しの良さをイメージしてしまいますが、説明項でも述べたように、鋭い話やシャープな動きに対しても使うことができる言葉です。
「キレがある」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「キレのある」を使った例文を見ながら具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「キレがある」を使った例文1
- 「キレがある」を使った例文2
「キレがある」を使った例文1
「夏になると、ビアガーデンでキレがあるビールを飲むのが醍醐味だね」
日本酒やビールなどアルコール類の飲料を飲んだ後に、「キレがある」という表現することがあります。
これは「飲んだ後の感触、後味がスッキリとして、爽快になる」という意味で使われています。
また、日本酒では「キレがある」と合わせて「押し味」という言葉を使うことがありますが、口に日本酒を含んだ後の余韻がずっと続いていることを指しています。
そのために、ビールの「キレがある」とは異なり、日本酒の「キレがある」は「酒を飲み込んだ後の味わいが次第に消えていくこと」を言っています。
「キレがある」を使った例文2
「彼はいつもキレがあるトークで周りの人を楽しませてくれる」
会話の中での「キレがある」とは、「会話がユニークで面白く、周りの人達を笑わせられる」や「洗練された話し方で、ハキハキしていて理解しやすい」という意味があります。
そのために「キレがあるトーク」と言うと、話し手の会話を褒める場合に使われることがほとんどです。
「キレがある」の類語や類義語・言い換え
「キレがある」を意味の近い言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるのかを見ていくことにします。
- 「感覚が優れた」【かんかくがすぐれた】
- 「冴え渡たった」【さえわたった】
「感覚が優れた」【かんかくがすぐれた】
「感覚が優れた」が「キレがある」に近い意味の言葉として言い換えることができます。
「ものの感覚や感度などがとても鋭い状態」という意味があります。
「冴え渡たった」【さえわたった】
「冴え渡った」という言葉も「キレがある」の類義語として使うことができます。
「冴え渡った」とは、「人の動作や思考、技術などが鋭いこと」を意味しており、「キレがある」の「鋭いトーク」という解釈に通じるものがあります。
「キレがある」の意味や活用パターンを例文形式で説明してきましたが、色々な意味がある言葉なので、様々なシチュエーションや言葉の前後で解釈の仕方が全く異なって来ます。
それだけにこの言葉の使い方には、正しく意味を理解しておくことが大切です。