「抜ける」とは?意味や使い方!例文や解釈
「抜ける」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「抜ける」という言葉を使った例文や、「抜ける」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「抜ける」とは?
- 「抜ける」の類語や類似表現や似た言葉
- 「抜ける」を使った例文や短文など
- 「抜ける」を使った言葉と解釈
「抜ける」とは?
「抜ける」という言葉を知っているでしょうか。
例えば「髪が抜ける」ことが悩みという人もいるでしょう。
また「グループを抜ける」という経験をした人もいるでしょう。
一方で、「抜ける」という言葉の意味を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「抜ける」という言葉の意味を紹介します。
- 「抜ける」の読み方
- 「抜ける」の意味1
- 「抜ける」の意味2
- 「抜ける」の意味3
- 「抜ける」の意味4
「抜ける」の読み方
「抜ける」は「ぬける」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
「抜ける」の意味1
「抜ける」には、いくつもの意味があります。
まず「抜ける」には、「中にある物が外に出る」という意味があります。
例えば、「髪が抜ける」という場合、本来なら頭皮の中にあった髪が外に出るという意味があります。
また「力が抜ける」という場合は、本来、体の中にあるべきエネルギーが外側に出てしまうという意味があります。
「抜ける」の意味2
「抜ける」には、「現在の状況から離れる」という意味もあります。
「グループを抜ける」という時は、グループで活動するという状況から離れるという意味があります。
また「飲み会を途中で抜ける」という時は、飲み会の場から途中で離れるという意味があります。
「抜ける」の意味3
さらに「抜ける」には、「向こう側に出る」という意味もあります。
例えば「裏道を通り抜ける」という時は、裏道を通って、向こう側に出るという意味があります。
また「段ボールの底が抜ける」という時は、段ボールに穴が開いたという意味があります。
「抜ける」の意味4
「抜ける」には、その他の意味もあります。
例えば、「透き通っている」という意味が「抜ける」にはあります。
海外旅行で、透き通っているような綺麗な空を見た時、「抜けるような空」という表現をします。
また「人よりも優れている」時にも、「抜ける」という言葉を使うことがあります。
「彼は、あのクラスでは抜けた存在だ」という時、彼はクラスで誰よりも優れた存在だという意味があります。
他にも「注意力が散漫」という意味が「抜ける」にはあります。
「彼はちょっと抜けている」という場合は、彼は注意力が散漫なところが少しあるという意味になります。
このように「抜ける」には、いくつもの意味があります。
「抜ける」の類語や類似表現や似た言葉
続いて「抜ける」の類語や類似表現を紹介します。
「抜ける」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「貫通」【かんつう】
- 「辞める」【やめる】
- 「透明」【とうめい】
- 「出る」【でる】
「貫通」【かんつう】
「貫通」には、「ある物が他の物の中を、貫いて通ること」という意味があります。
例えば、「山を道路が貫通する」という時、山の中を、道路とトンネルが貫いて通るという意味があります。
「辞める」【やめる】
「辞める」には、「就いていた職や地位などを退くこと」という意味があります。
例えば「会社を辞める」「教師を辞める」などという使い方をします。
「透明」【とうめい】
「透明」には、「透き通って向こうが良く見えること」という意味があります。
「透明な海」という場合は、海が透き通っていて、海の中が良く見えることという意味があります。
「出る」【でる】
「出る」には、「そこから外へ行く」という意味があります。
「学校を出る」「家を出る」などという使い方をします。
また「一定の限度や枠を越える」という意味もあります。
「決められた線を出る」「土俵から出る」などという使い方をします。
このように「抜ける」には、たくさんの意味があるため、類語の種類もバラエティ豊富になります。
「抜ける」を使った例文や短文など
次に「抜ける」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「抜ける」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「抜ける」を使った例文1
- 「抜ける」を使った例文2
「抜ける」を使った例文1
「栓を抜いたままビンを放置していたら、ビールの気が『抜ける』」
この例文は、ビール瓶の栓を抜いたまま、飲まずに放置してしまったため、ビールの炭酸ガスが外に出てしまったという意味があります。
「抜ける」の中の、中に含まれていた物が、外に出たという意味で使われています。
「抜ける」を使った例文2
「急用ができたので、食事の場からいったん『抜ける』」
食事中に仕事の電話がかかってきた時、いったん部屋を出るかもしれません。
このような時も、「抜ける」という言葉を使います。
「抜ける」には、「現在の状態から離れる」という意味があるためです。
また、暴走族のようなグループを辞めたい、離脱したい、逃れたいと思った時にも、「抜ける」という言葉を使えます。
「暴走族を抜ける」「悪い友達関係から抜ける」などと言います。
「抜ける」を使った言葉と解釈
「抜ける」を使った言葉を紹介し、意味を解釈して行きます。
「抜ける」を使った言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「トンネルを抜ける」
- 「空気が抜ける」
- 「○○方面に抜ける」
「トンネルを抜ける」
「トンネルを抜ける」という言葉があります。
「トンネルの向こう側に出る」という意味があります。
「抜ける」には「向こう側に出る」という意味があり、その代表的な例が「トンネルを抜ける」という言い回しではないでしょうか。
「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」などという使い方をします。
「空気が抜ける」
「空気が抜ける」には「空気が外に出る」という意味があります。
例えば、「タイヤの空気が抜ける」には、「タイヤの中の空気が外に出る」という意味があります。
「○○方面に抜ける」
「○○方面に抜ける」という言葉も、良く使われています。
ドライブをする機会が多い人は、頻繁に「○○方面に抜ける」という言葉を使っているのではないでしょうか。
「抜ける」には「向こう側に出る」という意味があるため、例えば「渋谷方面に抜ける」という時は、「様々な道を経由して、渋谷方面に出る」という意味になります。
「抜ける」という言葉について見てきました。
外に出る、現在の状況から離れる、向こう側に出る時などに、「抜ける」という言葉を使ってみましょう。