「平行線を辿る」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「平行線を辿る」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「平行線を辿る」という言葉を使った例文や、「平行線を辿る」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「平行線を辿る」とは?
- 「平行線を辿る」の類語や類似表現や似た言葉
- 「平行線を辿る」を使った例文や短文など
「平行線を辿る」とは?
「平行線を辿る」という言葉を知っているでしょうか。
「話し合いが平行線を辿る」という経験をしたことがあるかもしれません。
一方で、「平行線を辿る」という言葉を、まるで知らないという人もいるでしょう。
そこで「平行線を辿る」という言葉の意味を紹介します。
- 「平行線を辿る」の読み方
- 「平行線を辿る」の意味
「平行線を辿る」の読み方
「平行線を辿る」は「へいこうせんをたどる」と読みます。
「平行線」は「へいこうせん」、「辿る」は「たどる」と読みます。
これを機会に、「平行線を辿る」は「へいこうせんをたどる」と読みましょう。
「平行線を辿る」の意味
「平行線を辿る」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「平行線を辿る」には、「いつまでも互いの主張が対立したままで、話し合いの決着がつかない」という意味があります。
「話し合いが平行線を辿る」という時は、お互いの意見が対立したままで、決着がつかないという意味になります。
口喧嘩などが始まると、お互いが自分の意見をひっこめず、相手の意見を受け入れないため、決着がつかなくなる時があります。
このような時は、「平行線を辿る」という言葉を使ってみましょう。
「平行線を辿る」の類語や類似表現や似た言葉
次に「平行線を辿る」の類語や類似表現を紹介します。
「平行線を辿る」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「押し問答」【おしもんどう】
- 「堂々巡り」【どうどうめぐり】
- 「水掛け論」【みずかけろん】
「押し問答」【おしもんどう】
「押し問答」には、「互いの主張を譲らず、言い張ること」という意味があります。
例えば街中で、肩がぶつかった者同士が、「お前が悪い」「お前こそ悪い」と言い張る時、どちらも主張を譲らないため、「押し問答」になるケースが多くなります。
「堂々巡り」【どうどうめぐり】
「堂々巡り」には、「同じ考えや議論が、何度も繰り返されて、少しも進まないこと」という意味があります。
話し合いをして解決しようとしたのに、何度も同じような話をするだけで、前向きな意見が出ない時、「堂々巡り」に陥っていると言えるでしょう。
「水掛け論」【みずかけろん】
「水掛け論」という言葉には、「自分の主張にこだわるため、際限なく続く議論」という意味があります。
どちらも主張を譲らず、議論が終わる気配がない時、「水掛け論になっている」などと指摘します。
「平行線を辿る」を使った例文や短文など
続いて「平行線を辿る」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「平行線を辿る」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「平行線を辿る」を使った例文1
- 「平行線を辿る」を使った例文2
「平行線を辿る」を使った例文1
「話し合いが『平行線を辿り』、すでに3時間が経過した」
この例文のような、つらい話し合いの席に出席したことがあるかもしれません。
お互いの意見が対立し、その状態が継続する時、「平行線を辿る」という言葉を使ってみましょう。
このような時は、場の雰囲気を変えるため、食事の時間を取ったり、休憩時間を設けるなどするといいかもしれません。
「平行線を辿る」を使った例文2
「子育てについての夫婦の意見が分かれて、『平行線を辿る』」
この例文のように、子育ての方針などについての話し合いは、対立する可能性が高そうです。
どちらが間違っているわけでもなく、簡単に引き下がれないため、「平行線を辿る」と、解決まで時間がかかるかもしれません。
「平行線を辿る」という言葉について見てきました。
会議の席などで、互いの意見が対立し、その状態が長く続いてしまったら、「平行線を辿る」という言葉を使ってみましょう。