「臨時総会」とは?! 意味や定時総会との違いなど簡単に説明!
「臨時総会」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「臨時総会」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「臨時総会」とは?
- 「定時総会」との違い
- 「臨時総会」について詳しく解釈
「臨時総会」とは?
「臨時総会」というのは必要に応じて開かれる総会であり、定時総会以外に必要な場合に応じて開かれるものです。
定時総会は決算の後から3ヶ月以内に開かれることが多く、1年に1回開かれますが、「臨時総会」はあくまでも必要に応じて開かれます。
招集も任意になるため、定時総会よりも必要性が低いと言えるでしょう。
- 「臨時総会」の読み方
「臨時総会」の読み方
「臨時総会」は「りんじそうかい」と読みます。
臨時という表現は他にも使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
「定時総会」との違い
定時総会というのは1年に1回開かれるものであり、これは必ず開かれなければいけないものになります。
当期事業年度の決算報告等が内容となり、役員報酬の金額が決められる場合もあります。
これに対して「臨時総会」は必要に応じて開かれるものであり、必ず開かれるとは限りません。
「臨時総会」について詳しく解釈
ここでは「臨時総会」について詳しく紹介していきます。
- マンションにおける「臨時総会」
- 会社における「臨時総会」
マンションにおける「臨時総会」
マンションにおいても「臨時総会」が開かれる場合がありますね。
マンション管理組合の「臨時総会」とも言われており、参加を求められることもあるでしょう。
「臨時総会」を開催する場合、それは緊急に補欠の理事を選ばなければいけない場合や緊急に設備を補修しなければいけなくなった場合などがあります。
あるいは1度の総会で決議できない場合も、「臨時総会」が開催されるでしょう。
定期総会まで待てない場合、開催されるのです。
マンション管理組合の理事長が判断すればいつでも「臨時総会」が招集でき、その手順にはまず理事長が「臨時総会」を必要と決定し、理事会でそれを決議して「臨時総会」開催の承認を得た上で理事長が「臨時総会」を招集するというステップを踏まなければいけません。
「臨時総会」の場合、理事長が議長を担います。
会社における「臨時総会」
会社でも「臨時総会」が開かれる場合がありますね。
定期株式総会があれば、臨時株式総会というものがあります。
一般的には5月から6月に株式総会が開かれますが、主に補充取締役の選任等をしなければいけない場合、いつでも「臨時総会」の開催が可能になります。
1週間前までに召集決定が発送され、必要性は低いと考えられます。
「臨時総会」はあくまでも必要な場合に開かれるという位置づけです。
「臨時総会」は定時総会よりも必要性が低いと考えられているため、出席できなくても問題ないと考えられます。
もしも株式総会などに出席する場合、このような違いをしっかりと理解しておきたいですね。