「マルシェ」とは?意味など簡単に説明!
「マルシェ」は、それなりに聞く言葉ながら、詳しい意味は分からないという人も多いでしょう。
目次
- 「マルシェ」とは?
- 「マルシェ」の日本での単語の使われ方
- 「マルシェ」と「マーケット」の違い
- 「マルシェ」と「フリマ」の違い
「マルシェ」とは?
マルシェとは、フランス語で「市場」を表す言葉です。
企業が商品名や販売店の名称に用いていることも多く、そこから耳にしたという人も多いでしょう。
本来の意味では、開かれた市場(朝市などの定期的に開催される市場など)を表す為の言葉ですが、そのように使われることは少ないと言っていいかも知れません。
「マルシェ」の日本での単語の使われ方
日本では、この「マルシェ」は「販売所」や「ショッピングモール」といった意味で使われていることが多いです。
具体的には、イオングループが展開する「イオンマルシェ」という商業施設だったり、服飾専門店の「マルシェガーデン」などがそのような意味で使っている例になります。
ですが、千葉県の柏地域で定期的に開催されているフリーマーケットを含む市場イベントが「マルシェコロール」と名付けられているように、少ないながら、本来の意味でも使われています。
「マルシェ」と「マーケット」の違い
「マーケット」も同じく、英語で「市場」という意味ですが、それ以外に「流通」や「販路」のことも表すことができる為、「マルシェ」より広く使える言葉です。
こちらも日本では、「販売所」という意味で使われることが多く、「スーパーマーケット」がその最たる例だと言えるでしょう。
「マルシェ」と「フリマ」の違い
フリマ(フリーマーケット)は、本来の意味でのマルシェの一種です。
海外では“flea market”と表記され、「蚤の市」(限定された非常に小さな市場)という意味で使われています。
マルシェと使うと、このフリマより大きな(一般の)市場の表現になります。
しかし、日本ではあまり区別されずに使われていることが多いです。
マルシェは、日本では販売に関して総合的な使われ方をしていると考えていいでしょう。
この言葉が絡んでいる対象は、何かしらのそのような要素があると理解して構いません。