「どすっぴん」の意味とは!言葉の意味を徹底解説
ネットで「どすっぴん」という言葉を見掛けることがありますが、どの様な意味があるのでしょうか。
意外な語源や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「どすっぴん」とは?
- 「どすっぴん」の表現の使い方
- 「すっぴん」元々の意味はいい意味
- 「どすっぴん」を使った例文と解釈
「どすっぴん」とは?
「どすっぴん」の概要について紹介します。
- 「どすっぴん」の読み方
- 「どすっぴん」の意味
- 「すっぴん」と「どすっぴん」の違い
「どすっぴん」の読み方
「どすっぴん」は「ど素嬪」と書きます。
難しい漢字なので平仮名表記することがほとんどです。
「どすっぴん」の意味
「どすっぴん」は「全くメイクをしていない素顔のまま」という意味です。
女性は社会人になると「メイクをするのもマナーのうち」と教わります。
顔色が悪かったり明らかに疲れている様子を見せるのはエチケットに欠けるもので、常に相手に対して安心感を持たせて人間関係をスムーズにする為にメイクをするべきであるというのが理由です。
その為に他人に素顔を見せるのに抵抗を感じるという女性も多くいます。
しかし「もっと自由でありたい」「私は私」という気持ちから、ツイッターやインスタに自分の素顔の画像を投稿する女性が増えてきて、「どすっぴん」と言われているのです。
「すっぴん」と「どすっぴん」の違い
「素顔」を表す言葉に「すっぴん」があります。
しかし「すっぴん」と言っても実際にはカラコンを入れていたり、リップクリームを塗っていることもあるのです。
「どすっぴん」の「ど」は、「まさにそれに当たるのである」という強調の意味があり、「ど真ん中」「ど下手」などに使われています。
つまり「どすっぴん」は「まさに今洗顔したばかりで何も施していない状態」を表すのです。
当然眉毛もなかったり、唇の色が悪かったり、目の下にクマができていることもあります。
「どすっぴん」の表現の使い方
「どすっぴん」は、一般の女性よりもモデルやタレントなど、常にフルメイクをしている人が素顔を公開した時に使われます。
多くの場合は「それでもカワイイ」と評価されて好感度が上がるのです。
一般の女性が「どすっぴん」画像を投稿すると「十分カワイイと思っている」と悪いイメージを持たれるかも知れません。
「すっぴん」元々の意味はいい意味
「すっぴん」は「別嬪(べっぴん)=美人」の対語として作られた言葉です。
本来の意味は「化粧をしなくても美人」ということで、女性をほめるいい意味で使われていました。
これが段々と「単に化粧をしないこと」を意味する様になり、素顔の女性に対して使われる様になったのです。
「どすっぴん」を使った例文と解釈
「どすっぴん」を使った言葉と意味を解釈します。
- 「どすっぴん」の例文1
- 「どすっぴん」の例文2
「どすっぴん」の例文1
「旅行先で〇〇のどすっぴんを見たら一瞬誰だか分らなかった」
いつもきちんとメイクをしている女性と一緒に旅行にでかけて、お風呂上りに全くメイクをしていない顔を見たところ、あまりに普段と違うので一瞬誰だか分らなかったというエピソードです。
「どすっぴん」の例文2
「芸能人はどすっぴんでもやっぱりキレイだ」
芸能人が素顔の画像を投稿しているのですが、ノーメイクでもキレイでオーラが出ていることを表しています。
「どすっぴん」は「全くメイクをしていない素顔のまま」という意味です。
女性がノーメイクでいる時に使ってみましょう。