「オタサーの姫」の意味とは!言葉の意味を徹底解説
褒め言葉のようで、実はそうでもない微妙な言葉だと言えるのが、「オタサーの姫」という表現です。
目次
- 「オタサーの姫」とは?
- 「オタサーの姫」の具体例
- 「オタサーの姫」の例文と解釈
「オタサーの姫」とは?
「オタサーの姫」とは、いかにもオタクと呼ばれる男子が集まるサークル(オタサー)において、紅一点の女子に対して使われる言葉です。
そのようなサークルとは、プラモデルの製作や撮影に特化したサークルだったり、萌え(美少女)ゲーと呼ばれるゲームについて研究を行うサークルだったりと、普通に考えて、女子は近寄らないようなサークルです。
しかし、中にはそういったものに興味がある女子も存在しており、いざサークルに入ってくると、「姫」として扱われるという訳です。
「オタサーの姫」の具体例
上では紅一点と書きましたが、2人、3人とこの「オタサーの姫」が居ることもあります。
しかし、サークル全体の中の男子の数に比べれば圧倒的に少数だからこそ、「姫」と呼ばれることになります。
例えば、全部で10人のサークルで、3人も女子が居た時には、この「オタサーの姫」といった表現は使いません。
10人のうち、1人であれば文句なくこの表現で呼べますが、2人だと微妙なところだと言えるでしょう。
もちろん定義などがある訳ではありませんが、それだけ珍しい存在でないと使わない言葉です。
また、大勢の男子の中に1人や2人といったことになるので、必然的にモテる対象となり、それを狙ってわざわざオタサーと呼ばれるようなサークルに入るような女子も居ると言われています。
あまりいい表現ではありませんが、他のサークルではそれほど人気にならないような女子であっても、オタサーでは大人気ということが少なくないのです。
「オタサーの姫」の例文と解釈
「オタサーの姫」を使った例文と、その意味の解釈です。
この「オタサーの姫」は、本人もそれを自覚していることがほとんどだと言っていいでしょう。
- 「オタサーの姫」の例文1
- 「オタサーの姫」の例文2
「オタサーの姫」の例文1
「どう見ても地味な女子にしか見えない彼女だが、実はオタサーの姫と呼ばれているらしい」
オタサーの姫と呼ばれるような女子は、決して派手ではないことが多いです。
風貌や見掛けから「姫」と呼ばれている訳ではなく、紅一点(2人や3人居る場合でも、便宜上)といったニュアンスからそう呼ばれることになるので、オタサー自体がそう目立って活発的な活動をしている訳でもないことから、むしろ地味なことが普通だとも考えられます。
「オタサーの姫」の例文2
「オタサーの姫だった彼女が、サークルを辞めてしまったと聞いた」
元々男子ばかりのサークルで、更に、あまり女子には興味がなさそうなジャンルなことが多いのがオタサーなので、辞めてしまっても仕方のないところでしょう。
前述のように、遭えてそのようなサークルに入り、「姫」と呼ばれるのを好むような女子も少なからず居るものですが、様々な理由から、長続きしないこともあるでしょう。
「オタサーの姫」は、そのサークルから一歩引いた場所から見ると、何とも言えない存在だという表現が一番適当かも知れません。