「ブラッシュアップ」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「ブラッシュアップ」は、色々な使い方ができますが、基本的な意味はほとんど同じなので、とても分かりやすいの言葉なのが特徴です。
目次
- 「ブラッシュアップ」とは?
- 「ブラッシュアップ」の英語と解釈
- 「ブラッシュアップ」の表現の使い方
- 「ブラッシュアップ」を使った例文と意味を解釈
- 「ブラッシュアップ」の類語
「ブラッシュアップ」とは?
ブラッシュアップとは、「磨き上げる」という意味の言葉です。
基本的な意味はこれだけで、色々な使い方において、全てこの意味を応用しています。
簡単な例を挙げると、「この案は更にブラッシュアップしてから上に提出しよう」という形で、「更に磨き上げる=よりよく改善する」と解釈してください。
「今の英語力では不安なので、もう少しブラッシュアップする必要がある」と使った場合、「もう少しうまくなる必要がある」などという意味だと分かります。
「ブラッシュアップ」の英語と解釈
ブラッシュアップは、同音の“brush up”という英語をカタカナ語にしたものです。
元の英語でも同様の使い方ができる表現で、“need to brush up a little more”とすると、「もう少しブラッシュアップする必要がある」となります。
ただし、英語では日本語のように広く使える表現ではなく、スキルなどが「上達する」という意味のみに使えます。
先に挙げた「この案をブラッシュアップ」すると使いたい場合、“refine this proposal”として、“brush up”ではなく、“refine”と用います。
ここが日本語との違いです。
「ブラッシュアップ」の表現の使い方
「ブラッシュアップ」は、上でも書いたように、色々な使い方ができる言葉です。
共通して「よりよくする」ことだと覚えておけば、解釈に困ることはないでしょう。
主に「改善」というニュアンスが絡んだ使い方になる表現で、使える対象は幅広く、スポーツ競技においても、「チームの連携をブラッシュアップする」といったような使い方ができます。
「ブラッシュアップ」を使った例文と意味を解釈
「ブラッシュアップ」を使った例文と、その意味の解釈です。
どの使い方も、すぐに意味が分かると思います。
- 「ブラッシュアップ」を使った例文1
- 「ブラッシュアップ」を使った例文2
「ブラッシュアップ」を使った例文1
「初稿よりブラッシュアップしたつもりだが、まだ表現が甘いと言われてしまった」
原稿などの提出で、最初に書いたものより改善してよくなったと思っていたところ、まだ表現に甘さがあると言われたと使っています。
このような形が「ブラッシュアップ」という言葉の基本的な使い方だと考えていいでしょう。
「ブラッシュアップ」を使った例文2
「この車には、前モデルのエンジンがブラッシュアップされたものが搭載されている」
エンジンなどの機械に対しても、このブラッシュアップという言葉が使えます。
この使い方では、前モデルのエンジンをよりよく改善したものが搭載されているのだと解釈できます。
同車種がモデルチェンジされる時には、このような改善が行われていることが多いです。
「ブラッシュアップ」の類語
「ブラッシュアップ」と似た意味で使われる言葉です。
- 「洗練させる」【せんれんさせる】
- 「グレードアップさせる」【ぐれーどあっぷさせる】
「洗練させる」【せんれんさせる】
「ブラッシュアップ」という言葉が一般的になる前には、こちらがよく使われていました。
意味はほぼ一緒で、改善などによってよりよくすることだと解釈してください。
「顧客満足度の向上の為に、もっとサービスを洗練させる必要がある」と使うと、そのままサービスのブラッシュアップのこととなります。
「グレードアップさせる」【ぐれーどあっぷさせる】
「ブラッシュアップ」のように、カタカナ語を用いた表現です。
「アップデート」という言葉も同様に使えると考えて構いません。
どちらも今よりよくすることですが、技術やテクニックなどに対してはあまり使わない表現です。
ブラッシュアップは、何より幅広く使えるところが便利な言葉です。
ビジネスでもよく用いられるので、是非覚えておきたい言葉です。