「お茶の子さいさい」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「お茶の子さいさい」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「お茶の子さいさい」という言葉を使った例文や、「お茶の子さいさい」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「お茶の子さいさい」とは?
- 「お茶の子さいさい」の類語や類似表現や似た言葉
- 「お茶の子さいさい」を使った例文や短文など
「お茶の子さいさい」とは?
みなさんは「お茶の子さいさい」という言葉を知っているでしょうか。
ビジネスシーンで、任された仕事を見た時に、「お茶の子さいさい」と感じた経験があるかもしれません。
一方で、「お茶の子さいさい」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「お茶の子さいさい」という言葉の意味を紹介します。
- 「お茶の子さいさい」の読み方
- 「お茶の子さいさい」の意味
- 「お茶の子さいさい」の語源
「お茶の子さいさい」の読み方
「お茶の子さいさい」は「おちゃのこさいさい」と読みます。
「お茶の子」は「おちゃのこ」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
「お茶の子さいさい」の意味
「お茶の子さいさい」という言葉の意味を紹介します。
「お茶の子さいさい」には、「物事をきわめて簡単にできる」という意味があります。
「こんな仕事、お茶の子さいさいだよ」と言う時は、「目の前の仕事がきわめて容易に終えられる」という意味があります。
「お茶の子さいさい」の語源
「お茶の子さいさい」の「お茶の子」は「お茶に添えられる和菓子」のことです。
抹茶の横に置いてある、小さな和菓子を見たことがあるかもしれません。
「お茶の子」は簡単に食べられるため、「お茶の子さいさい」には、「簡単にできること」という意味が生まれました。
また「さいさい」は、「のんこさいさい」という歌から取ったものとされています。
「お茶の子さいさい」の類語や類似表現や似た言葉
続いて「お茶の子さいさい」の類語や類似表現を紹介します。
「お茶の子さいさい」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「朝飯前」【あさめしまえ】
- 「お安い御用」【おやすいごよう】
「朝飯前」【あさめしまえ】
「朝飯前」には「朝食を取る前」という意味、さらに「朝食を取る前のわずかな時間でできる、たやすいこと」という意味があります。
みなさんも出勤前、通学前の朝の忙しさは知っていると思います。
忙しい朝の、起きてから朝食を取る間にできるくらい簡単なことは、かなり簡単なことというイメージが湧くのではないでしょうか。
「お安い御用」【おやすいごよう】
「お安い御用」には、「相手の依頼に対して、自分にとっては苦にならず、容易にできる」という意味があります。
平たく言えば、「それは簡単な用事です」という意味があります。
「お茶の子さいさい」を使った例文や短文など
次に「お茶の子さいさい」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「お茶の子さいさい」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「お茶の子さいさい」を使った例文1
- 「お茶の子さいさい」を使った例文2
「お茶の子さいさい」を使った例文1
「この資料をまとめるのは、『お茶の子さいさい』だ」
会議の資料や、仕事の資料をまとめる仕事は時間がかかるものですが、中には簡単に終わらせられるものもあります。
この例文のように、苦もなくまとめられるような資料に対して、「お茶の子さいさい」と言えるかもしれません。
「お茶の子さいさい」を使った例文2
「『お茶の子さいさい』と思ったら、やたらと時間がかかった」
この例文のように、極めて簡単にできると思った仕事や用事に、思わぬ手間がかかることがあります。
どのような仕事に対しても抜かりなく、時間がかかる物だと思って接した方がいいのかもしれません。
「お茶の子さいさい」という言葉について見てきました。
容易にできること、簡単に終えられるようなことに対して、「お茶の子さいさい」と言う言葉を使ってみましょう。