「助太刀」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「助太刀」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「助太刀」という言葉を使った例文や、「助太刀」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「助太刀」とは?
- 「助太刀」の類語や類似表現や似た言葉
- 「助太刀」を使った例文や短文など
「助太刀」とは?
みなさんは「助太刀」という言葉を知っているでしょうか。
学生時代に、友達のケンカの「助太刀」をしたという男性がいるかもしれません。
一方で、「助太刀」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「助太刀」という言葉の意味を紹介します。
- 「助太刀」の読み方
- 「助太刀」の意味
「助太刀」の読み方
「助太刀」は「すけだち」と読みます。
「助」は「すけ」、「太刀」は「だち」と読みます。
これを機会に、「助太刀」は「すけだち」と読みましょう。
「助太刀」の意味
「助太刀」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「助太刀」には、「困っている人に力を貸すこと」という意味があります。
また「果たし合いで助力すること」という意味もあります。
ケンカの「助太刀」には、果たし合いで助力することという意味があります。
ビジネスシーンでも「助太刀」という言葉は使います。
仕事の手が足りない時、他の部署から手伝いに来てもらう時「助太刀を頼む」と言います。
このように「助太刀」には「困っている人に力を貸すこと」「果たし合いで助力すること」という意味があります。
「助太刀」の類語や類似表現や似た言葉
次に「助太刀」の類語や類似表現を紹介します。
「助太刀」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「力添え」【ちからぞえ】
- 「助け舟」【たすけぶね】
- 「一肌脱ぐ」【ひとはだぬぐ】
「力添え」【ちからぞえ】
「力添え」には、「助力」「援助」という意味があります。
「先輩の力添えがあり、仕事を終えられました」という時は、先輩の助力があったため、仕事を終えられたという意味になります。
「助け舟」【たすけぶね】
「助け舟」という言葉には、「困窮者に助力すること」という意味があります。
困っている人を助けてあげる時、「助け舟を出す」などと言います。
またクイズの答えが分からずに「ヒントをください」などと言う時は、「助け舟を求める」と表現できます。
「一肌脱ぐ」【ひとはだぬぐ】
「一肌脱ぐ」には、「本気で力添えする」という意味があります。
誰かを本気で助けようとする時、「一肌脱ぐ」と表現します。
友人の引越しを、初めから終わりまで手伝った時は、「友達の引越しに一肌脱いだ」と言えるでしょう。
「助太刀」を使った例文や短文など
続いて「助太刀」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「助太刀」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「助太刀」を使った例文1
- 「助太刀」を使った例文2
「助太刀」を使った例文1
「専門的な知識が必要な仕事のため、大学教授に『助太刀』を頼む」
この例文のように、仕事中に専門的な知識が必要になることがあります。
社内にその専門知識の持ち主がいない場合は、会社外の人材に力を借りることになります。
その専門知識の持ち主は大学教授かもしれません。
このように困った挙句、誰かの助力を頼む時、「助太刀を頼む」という言い回しをします。
「助太刀」を使った例文2
「ケンカに参加しに行ったが、『助太刀』はいらないと言われた」
この例文のように、友達のケンカに参加しようとしたら、「一対一の勝負だ」などと助力を断られることがあるかもしれません。
このような状況は「助太刀を断られる」と表現できます。
ビジネスシーンでも、助力を断られることがあるでしょう。
「助太刀」という言葉について見てきました。
果たし合いの助力をしたり、困っている人を助けている人を見た時は、「助太刀」という言葉を使ってみましょう。