「助け舟」の意味とは!言葉を徹底解説
「助け舟」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
「助け舟を出す」などと言いますよね。
ここでは「助け舟」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「助け舟」とは?
- 「助け舟を求める」の意味
- 「助け舟」を使った例文と意味を解釈
- 「助け舟」の類語や関連語と解釈
「助け舟」とは?
「助け舟」という言葉には人や目標、利益に対して無形の支援を提供するもの「お手伝い」という意味になります。
「掩護射撃」と言われることもありますし、「後押し」、「後ろ盾」などと言われることもあります。
誰かが困っている時など、手助けをすることがありますよね。
まさにその手助けのことを「助け舟」というのです。
水上で遭難した人を助けるために出す舟のことを助け舟と言いますが、その舟を出すというところからこの表現が作られたと考えられています。
「助け舟を求める」の意味
「助け舟を求める」というのは助けを求める、ということになります。
何かをしている時、誰かの力が必要、誰かの助けが欲しい、ということがありますよね。
そのような時は「助け舟を求める」という表現が使えます。
助け舟を求めるという事は力を貸して助けてくれる人を探している、誰かに力を貸してもらえるように願っている、という意味になります。
- 助け舟と助け船の違い
助け舟と助け船の違い
「助けぶね」は救助船の意味で使う場合は「助け船」,比 喩的に助けとなるものという意味で使う場合は,「助け舟」と表記することが多い。
「助け舟」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「助け舟」を使った例文1
- 「助け舟」を使った例文2
「助け舟」を使った例文1
「私が困った時は母がいつも助け舟を出してくれます」
困った時はいつも母親が助けてくれた、と考えている人もいるのではないでしょうか。
どうすれば良いのか分からなくなったときにアドバイスをくれた、悩んでいるときに相談に乗ってくれた、ためらっていた時に後ろから押してもらった、などという人もいるかもしれません。
まるで自分が遭難したときに母親が助け舟となってきてくれているかのようにいつも助けてくれるなどという場合、それは母親が助け舟を出してくれると言えるのです。
「助け舟」を使った例文2
「彼女の助け舟が本当によかったです」
何かで悩んでいる時など、誰かのふとした発言によって救われるなどということもありますよね。
誰かのちょっとした発言が問題を解決してくれた、それによって自分の悩みが吹っ飛んだ、などという人もいるのではないでしょうか。
そのような場合はその人の助け舟が効果的だった、ということになります。
「助け舟」の類語や関連語と解釈
ここでは類義語を紹介していきます。
4-1「掩護射撃」【えんごしゃげき】
「掩護射撃」というのは後方支援の1つであり、敵の攻撃から味方部隊を守るためにする射撃行為を指しています。
味方の進撃を助ける場合に使われることが多く、転じてその人の立場に立って発言したり行動したりすること、関係のある人などをかばったりすること、という意味で使われます。
「サポート」
「サポート」という言葉には支援や援助という意味があります。
メーカーが使用者に対してサポートセンターなどを設けていることもあります。
困っているときは助け舟が欲しいですよね。
自分も誰かに助け舟を出せるよう、意識していきましょう。