「上記事項」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「上記事項」とは、「上の部分に記載している事柄・項目」を意味する言葉です。
「上記事項」の「意味・読み方・分解して解釈・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「上記事項」とは?
- 「上記事項」を分解して解釈
- 「上記事項」の表現の使い方
- 「上記事項」を使った例文と意味を解釈
- 「上記」を使った言葉と意味を解釈
「上記事項」とは?
「上記事項」という表現は、「上の部分に記載している事柄・項目」を意味しています。
「上記事項」というのは、「書類などにおいて、上部(先)に記してある事柄・項目の内容」を意味する言葉になっています。
例えば、「上記事項に回答し終わったら、次は面接試験に入ることになります」といった文章において、「上記事項」の意味を分かりやすく示せます。
- 「上記事項」の読み方
「上記事項」の読み方
「上記事項」の読み方は、「じょうきじこう」になります。
「上記事項」を分解して解釈
「上記事項」という表現を「上記」と「事項」に分解して、その意味を解釈していきます。
- 「上記」
- 「事項」
「上記」
「上記(じょうき)」という言葉は、「上の部分に記していること」や「ここよりも先の部分に記載してあること」を意味しています。
例えば、「上記の規定に従います」や「上記した内容に目を通しておいて下さい」といった文章において、「上記」という表現を正しく使うことができます。
「事項」
「事項(じこう)」という言葉は、「ある物事の中に含まれている一つ一つの事柄・項目」を意味しています。
「上記+事項=上記事項」というのは、「上の部分で記載している一つ一つの事柄・内容・項目」を意味している表現になっているのです。
「上記事項」の表現の使い方
「上記事項」の表現の使い方は、「書類・文書において、上部(先)に記してある事柄・項目の内容」を指示して使うという使い方になります。
例えば、「上記事項を確認した上で、その内容に同意して頂けるのであれば署名と捺印(なついん)をお願いします」といった文章で、「上記事項」の表現を正しく使用できます。
「上記事項」を使った例文と意味を解釈
「上記事項」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「上記事項」を使った例文1
- 「上記事項」を使った例文2
「上記事項」を使った例文1
「当校に入学するに際しては、校則とは別に上記事項も遵守することを誓約して頂く必要があります」
この「上記事項」を使った例文は、「当校に入学するに際しては、校則とは別に上部に記している内容・項目も守ることを誓約して頂く必要がある」ということを意味しています。
「上記事項」を使った例文2
「上記事項に間違いがないか改めてチェックしてから、この内容でよろしければあなたのサインをして下さい」
この「上記事項」を使った例文は、「上の部分で記載した事柄・内容に間違いがないか改めてチェックしてから、この内容でよろしければあなたのサイン(署名)をして下さい」ということを意味しています。
「上記」を使った言葉と意味を解釈
「上記」を使った言葉を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「上記記載」
- 「上記の通り」
「上記記載」
「上記記載」という表現の意味は「上の部分で記していること」になりますが、「上記記載」は同じ意味の言葉を重ねている「重複表現(誤用)」なので、できるだけ使わない方が良いでしょう。
「上記記載」と同じ意味を伝えたいのであれば、「上記の通り・前述の通り・上記の件」といった表現を使うべきなのです。
「上記の通り」
「上記の通り」という表現は、「上の部分で記載している通りの内容・事柄」を意味しています。
「上記記載」は重複表現なので、正しい言葉の使い方としては、こちらの「上記の通り」を使うことが望ましいと言えます。
例えば、「上記の通り、当方の要求をお伝えします」や「上記の通りですので、ご確認をお願い致します」といった文章において、「上記の通り」の表現を正しく使用することができます。
「上記事項」という言葉について徹底的に解説しましたが、「上記事項」には「上の部分に記載している事柄・項目」などの意味があります。
「上記記載」や「上記の通り」といった言葉の意味も解説しています。
「上記事項」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。