「ストレンジ」とは?意味や類語!例文や使い方
「ストレンジ」という言葉を皆さんは、ご存知でしょうか?
この言葉のフレーズを耳にしてちょっと変な印象を感じた人は、英語の意味を正しく理解している人かもしれません。
今回は、この「ストレンジ」について触れて行こうと思います。
目次
- 「ストレンジ」とは?
- 「ストレンジ」の表現の使い方
- 「ストレンジ」は人名としてもつかわれる
- 「ストレンジ」を使った例文と意味を解釈
- 「ストレンジ」の類語
「ストレンジ」とは?
「ストレンジ」は、日本語ではカタカナ語の1つとして扱われていますが、英語では“strange”という表記で使われている言葉です。
日本語で“strange”=「ストレンジ」という読み方をしますが、英語で発音すると、「ストレインジ」に近い音で聞こえるでしょう。
意味としては、「風変わりな」、「奇妙な」、「馴染みのない」、「よく知らない」ということを指しています。
「ストレンジ」の表現の使い方
「ストレンジ」は、説明の項目でも述べたように、「奇妙な」や「変わった」、「不思議な」といったようなことを表現したい時に使われます。
ケースによっては「前衛的な」、「斬新的な」という意味でも使われることがありますが、ポジティブな意味で活用される場合は、「人と違う個性の持ち主」というニュアンスがあり、「ユニーク」、「ミステリアス」と同一視されることもあります。
しかし、ネガティブな意味で使われる場合は、「理解できないくらい普通とかけ離れている」、「異常だ」ということを指すことになります。
「ストレンジ」は人名としてもつかわれる
「ストレンジ」は、人の名前でも使われることがありますが、「ドクターストレンジ」という2016年公開のディズニー映画の中でも人物の名前として使われました。
有能な外科医としての「ドクターストレンジ」は、プライドが高くて自分が理解できないものは信じないという傲慢な性格の男性キャラクターとして登場しています。
しかし、一般的には、「変な人」という意味のある「ストレンジ」なので、人名として使われるのは、いかがなものかと思います。
「ストレンジ」を使った例文と意味を解釈
ここで、「ストレンジ」を使った例文を挙げてみますので、具体的な活用シーンをイメージしてみてください。
- 「ストレンジ」を使った例文1
- 「ストレンジ」を使った例文2
「ストレンジ」を使った例文1
「君の作品はとてもストレンジなので、他の人の作品では得ることができないことが勉強できるよ」
ここでいう作品とは、絵画の類いかもしれませんが、非常に「ストレンジ」=「個性的」なので参考になるということでしょう。
「ストレンジ」を使った例文2
「社会人になっても、友人の田中はストレンジな髪型をしている。あんな風貌でいいのかな?」
学生の間は、自由なヘアスタイルをしていた人でも、就職して社会人になると、追いついた髪型にするのが普通です。
しかし、田中君は、ストレンジな髪型をしていても、問題にならない企業に就職したようです。
「ストレンジ」の類語
「ストレンジ」の類義語としては、次のような言葉が挙げられます。
- 「アブノーマル」
- 「奇怪」
「アブノーマル」
「アブノーマル」が「ストレンジ」に近い意味を持つ言葉の1つですが、「異常なさま」、「変態的」、「病的」といったような意味があります。
これも「ストレンジ」と同じようにカタカナ語ですが、英語で表記すると“abnormal”となります。
「奇怪」
「奇怪」という言葉も類語として扱うことができる言葉で、「怪しくとがめるべきさま」、「けしからぬさま」という意味で解釈することができます。
「ストレンジ」は、「風替わりな」という意味がある言葉ですが、いい意味でも悪い意味でも使える言葉であることが分かりました。
現在社会では、人の個性は多様化していることから、「ストレンジ」の「怪しい」という意味合いで使われるよりは、「独創性のある」という前向きな意味で活用されることが、増えているような気がします。