「コンシード」とは?意味!わかりやすく説明
コンシードは、ゴルフ用語として使われます。
しかし、通常のトーナメント形式のツアー競技では、まず用いられない言葉です。
目次
- 「コンシード」とは?
- そもそもゴルフの「マッチプレー」とは?
「コンシード」とは?
コンシードとは、ゴルフのマッチプレーにおいて、相手に「OK」を出す時に使う言葉です。
つまり、次の一打は打たなくてもいいという意味で、残りが20センチ程度のパットを残しているという場合(まず外すことがない時)に、相手プレイヤーからこれが出ることがあります(打って入ったとして、スコアが1加算されます)。
要は、プレイの時間を早める為に使うもので、そのパットの為に時間が使われるのがもったいないと考えてのことです(もちろん、外す訳がないという時のみ使います)。
そもそもゴルフの「マッチプレー」とは?
マッチプレーとは、ゴルフで他のゴルファーと1対1で争う競技です。
1ホールごとにストローク数で勝敗を決め、最終的に勝ち越した方の勝利となり、残りのホール数より勝ち越しが多くなれば、そこで勝負は終了します。
例えば、3つ勝ち越していて、残りが2ホールという状態になると、そのどちら共も負けてしまっても勝敗は一緒なので、そこで勝負が決します。
ストロークがいくつ離れても1つの勝ち越しとしかならない為、OBを2つ叩くなどして、もうこのホールはとれないと思った時には、その時点でギブアップしてしまっても構いません(そのホールは負けとなります)。
マッチプレイはあまりテレビでは放送しませんが、世界ではこの形式の大会も盛んに行われています。
少しでもプレイ時間を短縮する為に使われるのがこの「コンシード」です。