「開いた口が塞がらない」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「開いた口が塞がらない」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「開いた口が塞がらない」という言葉を使った例文や、「開いた口が塞がらない」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「開いた口が塞がらない」とは?
- 「開いた口が塞がらない」の類語や類似表現や似た言葉
- 「開いた口が塞がらない」を使った例文や短文など
「開いた口が塞がらない」とは?
「開いた口が塞がらない」という言葉を知っているでしょうか。
会社でミスをした時に、上司に「開いた口が塞がらない」と嫌味を言われたことがあるかもしれません。
一方で、「開いた口が塞がらない」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「開いた口が塞がらない」という言葉の意味を紹介します。
- 「開いた口が塞がらない」の読み方
- 「開いた口が塞がらない」の意味
「開いた口が塞がらない」の読み方
「開いた口が塞がらない」は「あいたくちがふさがらない」と読みます。
「開いた」は「あいた」、「口」は「くち」、「塞がらない」は「ふさがらない」と読みます。
これを機会に、「開いた口が塞がらない」は「あいたくちがふさがらない」と読みましょう。
「開いた口が塞がらない」の意味
「開いた口が塞がらない」という言葉の意味を紹介します。
「開いた口が塞がらない」には、「呆れ果てて、呆然とする様子」「良くない状況の程度がひどくて、言うべき言葉がみつからない」という意味があります。
ミスをした時に上司が「開いた口が塞がらない」と言ったのは、「呆れ果てて、呆然としているよ」という意味でしょう。
また受験前に模試を受けて、志望校の合格判定について「A判定」を予想している時、「F判定」だとすると、良くない状況の程度が悪すぎて、「開いた口が塞がらない」かもしれません。
「開いた口が塞がらない」の類語や類似表現や似た言葉
次に「開いた口が塞がらない」の類語や類似表現を紹介します。
「開いた口が塞がらない」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「呆れ果てる」【あきれはてる】
- 「絶句する」【ぜっくする】
「呆れ果てる」【あきれはてる】
「呆れ果てる」には、「ひどく呆れること」「驚いて、何も言えないくらい呆れること」という意味があります。
何度注意しても遅刻を繰り返す人に対しては、驚いて何も言えないくらい呆れるため、「遅刻常習者に呆れ果てる」などという使い方ができます。
「絶句する」【ぜっくする】
「絶句する」には、「感動や衝撃で、言葉が出ない様子」という意味があります。
例えば、富士山頂から昇る朝陽を見た時に、感動で言葉が出なかった人がいるかもしれません。
そのような様子を「絶句する」と言います。
「開いた口が塞がらない」を使った例文や短文など
最後に「開いた口が塞がらない」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「開いた口が塞がらない」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「開いた口が塞がらない」を使った例文1
- 「開いた口が塞がらない」を使った例文2
「開いた口が塞がらない」を使った例文1
「朝起きたら、知らない部屋だと気付き、『開いた口が塞がらない』」
この例文に登場する人は、前の晩に泥酔したのでしょう。
起きたらまるで知らない部屋にいて、驚き、自分にあきれ果てて、「開いた口が塞がらない」のかもしれません。
「開いた口が塞がらない」を使った例文2
「週に3回も家出するなんて、『開いた口が塞がらない』」
親とケンカして家出をする癖がある人がいますが、この例文のように週に3回は多すぎるのではないでしょうか。
家でをした友達を部屋に泊めている人も、さすがに「開いた口が塞がらない」ほど、呆れ果てるかもしれません。
「開いた口が塞がらない」という言葉について見てきました。
呆れ果てて呆然とする事態が起こった時、予想よりも程度が悪く驚いた時に、「開いた口が塞がらない」という言葉を使ってみましょう。