「呆れ果てる」の意味とは!類語や言い換え
「呆れ果てる」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「呆れ果てる」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「呆れ果てる」とは?
- 「呆れ果てる」の表現の使い方
- 「呆れ果てる」を使った例文と意味を解釈
- 「呆れ果てる」の類語や類義語・言い換え
「呆れ果てる」とは?
「呆れ果てる」という表現はひどく呆れること、という意味を持ちます。
予想だにできない出来事に遭遇し、一時的に何も考えられなくなってしまう状態を指すこともあり、すっかり呆れてしまった時などにこの表現が使えます。
例えば、誰でも学校に通っていた時、忘れ物をした経験があるのではないでしょうか。
鉛筆を忘れた、教科書を忘れた、という程度であれば問題がありませんが、例えばランドセルを忘れてきたクラスメイトがいたら、呆れ果ててしまうかも知れませんね。
- 「呆れ果てる」の読み方
「呆れ果てる」の読み方
「呆れ果てる」という表現は「あきれはてる」と読みます。
呆れるという表現をさらに強調した言い回しといえます。
「呆れ果てる」の表現の使い方
例えばカバンを忘れて学校に行き、後から手ぶらで学校に来たことに気づいたら、自分で自分に「呆れ果てる」かもしれません。
もしも自分の子供が日曜日なのに寝ぼけて学校に行こうとしていたら「呆れ果てて」しまうかも知れませんね。
何度注意しても自分の子供が全然勉強せず、漫画ばかり読んでいたら、「呆れ果てて」しまうのではないでしょうか。
失敗して痛い目にあっても懲りずに同じ失敗をしている、などという人に対しても「呆れ果てる」ことがありますよね。
ただ呆れるだけではなく、さらにその上をいく表現になります。
「呆れ果てる」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「呆れ果てる」を使った例文1
- 「呆れ果てる」を使った例文2
「呆れ果てる」を使った例文1
「兄はこの半年で4回女の子に振られたらしく、本当に呆れ果ててしまいます」
自分の兄弟が何度も恋人に振られていたら呆れ果ててしまうかもしれません。
しかも毎回同じようなパートナーと付き合い、毎回同じように振られてしまう、ということであれば、一体何回経験すれば学ぶのだろうと考えてしまうこともあるのではないでしょうか。
毎回同じようなパートナーに惹かれる、そして同じような最後を迎える、などということであれば、異性に対する理想も考え直した方が良いかもしれません。
「呆れ果てる」を使った例文2
「弟はこの1ヵ月で5回学校に遅刻しており、本当に呆れ果てています」
懲りることなく学校に遅刻しているのであれば、周りから呆れ果てられてしまうかもしれませんね。
先生から何度言われても態度を改めない、何度失敗をしても夜寝るのが遅い、などということであれば、周りも注意しなくなってしまうかもしれません。
注意されないから良いというのではなく、自分で自分の行動を律する必要があります。
「呆れ果てる」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「呆気にとられる」【あっけにとられる】
- 「呆れ返る」【あきれかえる】
「呆気にとられる」【あっけにとられる】
「呆気にとられる」という表現は驚き呆れるという意味になります。
「呆気」とは驚いたりしてぼんやりとした状態を指します。
「呆れ返る」【あきれかえる】
「呆れ返る」というのはすっかり呆れるという意味になります。
驚きのあまり呆然となる、呆れてものが言えなくなる、という意味になるのです。
「呆れ果てる」というのは誰しも経験がある感情なのではないでしょうか。
せめて周りから呆れられることがないように気をつけなければいけません。