「ポジる」とは?二つの意味とそれぞれの使い方・ディズニーやFXでの使われ方まで徹底解説!
この「ポジる」は、主に二つの意味で使われる若者言葉です。
ここでは、それぞれの意味について詳しく解説していきます。
目次
- 「ポジる」の意味とは?
- 「ポジる」の表現の使い方
- 「ポジる」のもう一つの意味と反対語
- 「ポジる」を使った例文の意味と解釈
「ポジる」の意味とは?
ポジるは、「ポジション(位置、場所)を確保する」が縮まってできた言葉です。
この意味の割には、特にかしこまった使い方はせず、気軽にそのようなことに対して使うことができます。
例として、「友達が明日発売の新しいスマホの行列に2日前からポジってるらしい」といったような使い方になります。
これは、2日前からその列に並んで位置を確保しているという意味です。
「ポジる」の表現の使い方
このポジるは、先の意味で色々なシチュエーションにて用いられています。
よく見掛ける使い方を以下に挙げていきます。
- FXでの使い方
- ディズニーやUSJでの使い方
FXでの使い方
FXの世界では、外貨の購入や空売りした状態に対して、それぞれの「ポジションを持っている」と表現します。
「ポジる」は、外貨の購入や空売りによって、そのポジションを持つ時に使われる言葉で、「米ドル1000ほどポジったわ」などという使い方になります。
この場合、1000ドルの買いポジションを建てた(購入した)という意味になります。
ディズニーやUSJでの使い方
ディズニーリゾートやUSJなどのテーマパークでは、様々なアトラクションやイベントがありますが、それらにおいて座席を確保したり、抽選制のイベントに当せんしたといった時に、「何とか3列目がポジれたよ」といったように使われます。
ディズニーのファンの間では、この「ポジる」はディズニー用語の1つとして扱われているほどで、園内では結構聞くことができる言葉です。
「ポジる」のもう一つの意味と反対語
ポジるのもう一つの意味は、「ポジティブに考える」の略という解釈です。
「落ち込んでてもしょうがないから、何とかポジることにするわ」のような使い方になり、前向きに考えることという意味で使ってください。
この反対の意味の「ネガる」という言葉があり、こちらは「ネガティブに考える」ことで、「今は何に対してもネガってしまう」といった使われ方をします。
「ポジる」を使った例文の意味と解釈
「ポジる」を使った例文と、その意味の解釈です。
両方の意味で使っているものを挙げていきます。
- 「ポジる」を使った例文1
- 「ポジる」を使った例文2
「ポジる」を使った例文1
「何とかポジったはいいけど、これから何時間並ぶか分からない」
この使い方では、何とか列には並べたと解釈できます。
ただし、目的の達成(その先でどこかに入場する、または何かを購入する)まで何時間掛かるか分からないとも続けています。
「ポジる」を使った例文2
「希望とは逆の結果になったか、こういう時こそポジらないといけない」
残念ながら希望通りにはならなかったものの、それもポジティブに考えることが大切だと言っています。
シチュエーションにもよりますが、そうならなかったことが反って後から幸いすることもあるものです。
ポジるは、「ポジション」、「ポジティブ」という二つの「ポジ」に掛けて使われている言葉です。
どちらの意味なのかは、使われ方からすぐに分かるでしょう。