「アンダープロネーション」や「オーバープロネーション」とは?わかりやすく解説!
ここでは、主に陸上で使われる「プロネーション」に絡んだ言葉を解説していきます。
目次
- 「アンダープロネーション」とは?
- 「オーバープロネーション」とは?
- 「ニュートラルプロネーション」とは?
「アンダープロネーション」とは?
「プロネーション」という言葉には3つあり、1つがこの「アンダープロネーション」です。
これは、走っている時に足首が内側に折れ曲がっていることを指します。
右足の場合は踵の右が強く地面に当たっている状態で、このような状態で走っていると、その踵だけでなく、足首にも大きな負担を掛けてしまいます。
別の言葉で、「サピネーション」と呼ばれることもあります。
「オーバープロネーション」とは?
こちらは上の「アンダープロネーション」とは逆に、足首が外側に折れ曲がっていることです。
右足だと、踵の左が地面に強く当たっていることになり、アンダープロネーションと同じく、きちんとした走り方に矯正する必要があります。
「プロネーション」は、足首を捻るという意味の言葉で、これらは意識して直していくことが求められます。
「ニュートラルプロネーション」とは?
上のアンダー、オーバーのどちらでもなく、足首に左右のぶれによる負担を掛けずに着地できている走り方です。
特に長距離競技では、「アンダープロネーション」や「オーバープロネーション」から、少しでも早くこの「ニュートラルプロネーション」に矯正しないと、怪我の危険がつきまとってしまうと言われています。
特に競技ではない日々のランニングでも、「アンダープロネーション」や「オーバープロネーション」は早めに改善するに越したことはありません。
意識的に行っても改善が難しいと思われる場合には、専門家に走り方を見てもらう必要があるかも知れません。