「ありがた料」とは?意味や詳しい概要・問題性について解説!
この「ありがた料」は、2019年7月の始めにツイッターで突如急上昇ワードになった言葉です。
目次
- 「ありがた料」とは?
- 「ありがた料」の概要
- 「ありがた料」の問題性
「ありがた料」とは?
「ありがた料」とは簡単に言えば、お礼として本来の価格に上乗せして支払って欲しいというお金のことです。
つまり、人の代わりに何かを購入した時のその代行料とでも表現すると分かりやすいでしょう。
「ありがた料」の概要
この「ありがた料」は、2019年7月4日~7月30日に東京と大阪で開催される、男性声優キャラによるラッププロジェクトの「ヒプノシスマイク」という企画とコラボレーションしたカフェの入場整理券(事前予約制です)の申込みで、東京のチケットと間違えて大阪に申し込んでしまった人がツイッターで使ったことから一気に広まった言葉です。
その大阪のチケットが欲しい人に対して、「ありがた料」として3000円を支払って欲しいと堂々と発言したことで、転売行為に当たるのではないかと炎上騒ぎになりました。
現在、チケット関連の転売行為は購入価格以下でのみ行うのが常識となっています。
代行料をプラスするとしても、交通費の実費がいいところです。
尚、この入場整理券自体に価格はなく(抽選で無料で当選するものでした)、3000円という金額は、明らかに利益として得ようと考えていることと、「ありがた料」という呆れたネーミングのセンスから、一躍流行り言葉となってしまいました。
「ありがた料」の問題性
チケット関連の転売は、近年社会的な問題行為として扱われています。
転売による利益の為に、自分が行く為ではないチケットを大量に購入するような行為は、本当に行きたいと思っている人にとって迷惑この上ありません。
最近では、イベントの主催者側も転売行為は一切認めないようになり、ネットでも原則的に禁止となってきています。
そのような中で、堂々と「ありがた料」などと称して3000円ものお礼を要求したことで、炎上騒ぎとなった訳です。
チケット類の譲渡において、「ありがた料」などという名目で金額を上乗せするなど、問題外だと言っていいでしょう。
それを堂々とツイッターで書くなどという常識のない行為は、炎上してしまっても仕方のことだと言えるかも知れません。