「やらなきゃ意味ないよ」とは?意味!ネタとしての使われ方
この「やらなきゃ意味ないよ」は、一時期世間を騒がした「悪質タックル事件」から流行ることになった言葉です。
目次
- 「やらなきゃ意味ないよ」とは?
- 「やらなきゃ意味ないよ」の概要
- 「やらなきゃ意味ないよ」の英語と解釈
- 「やらなきゃ意味ないよ」のネタとしての使われ方
「やらなきゃ意味ないよ」とは?
「やらなきゃ意味ないよ」は、先の悪質タックル事件において、それを指示したと言われている監督が、該当の選手に発した言葉です。
悪質タックル事件とは、大学同士のアメリカンフットボール部の定期戦において、関西学院大学の被害者となった選手に対し、日本大学のある選手がルール無用の危険なタックルをしたという、テレビのニュースで散々話題となった一件です。
その選手は当時、レギュラー入りがギリギリという微妙なポジションに居たことから、相手の選手に反則も辞さない(それによって味方が有利になる)行為を行うなら試合に出してやると監督やコーチから言われたそうです。
必ずやるようにという意味で、この「やらなきゃ意味ないよ」と釘を刺されたと、先の内容と共に事後の記者会見で語っていました。
「やらなきゃ意味ないよ」の概要
その悪質タックルを受けた日本大学の選手は、その後、入院することにまでなってしまい、この事件は一気に全国的なニュースになりました。
当の選手は、やってしまったことへの深い反省から、先の記者会見は顔や実名をそのまま出して行われ、例えそんな指示があっても、聞いてはならなかったと大変反省した様子で、監督やコーチからの指示で行ったことだと断言しました。
しかし、その監督やコーチ側の会見では、選手が勝手にそのように捉えたなどと嘯くばかりで、決してそれを認めようとしなかった為に波紋が広がり、日本大学自体へのバッシングにも繋がるという大きなことにまで発展してしまった次第です。
「やらなきゃ意味ないよ」の英語と解釈
「やらなきゃ意味ないよ」を英語で表現するなら、“It's pointless if you don't actually do.”とするのがいいでしょう。
「実際にそうしないと意味がない」となり、この「やらなきゃ意味ないよ」と訳すことができます。
こんな表現は使わないに越したことはありませんが、英語でもこの形で同様の表現が可能だと覚えておいてください。
「やらなきゃ意味ないよ」のネタとしての使われ方
この件は、刑事事件にこそならなかったものの、警察まで動くことになり、スポーツの中で行われたこととは言え、完全に常識を逸脱しています。
その為、不謹慎な表現だと言わざるを得ませんが、ネット上ではネタとして、この「やらなきゃ意味ないよ」がたまに使われています。
念を押す時に使う表現で、「分かった。
後で必ずそうするから」といったような発言に対し、「やらなきゃ意味ないよw」などと使う具合です。
この「やらなきゃ意味ないよ」は、選手が監督やコーチには逆らえないと分かっていて発言された、とても悪質な言葉だと言っていいでしょう。
その監督やコーチは最後まで指示だと認めませんでしたが、結局共に辞任することになりました。
当然と言えば当然のことです。