「参戦」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
この「参戦」は、色々な意味合いで使われる言葉ですが、基本的な解釈は1つです。
目次
- 「参戦」とは?
- 「参戦」の表現の使い方
- 「参戦」の英語と解釈
- 「参戦」を使った例文と意味を解釈
- 「参戦」の類語や類義語・言い換え
「参戦」とは?
「参戦」(さんせん)とは、何かの戦いに参加するという意味で使う言葉ですが、それが本当の戦闘行為という訳ではなく、そのように(比喩として)表現される対象全てに対して使うことができます。
例えば、「このジャンルの製品の売上げ競争に、あの企業も参戦してきた」のような使われ方になり、この場合は同ジャンルの製品を発売する企業が増えた(その企業からも発売された)といった意味になります。
「参戦」の表現の使い方
「参戦」は、ゲームでもよく使われる言葉です。
マルチプレイが可能なゲームで、途中からログインした人が、「遅れてごめん。今から参戦するよー」などと発言しているのをよく見掛けます。
この場合は、一応ゲーム中であっても戦闘行為に参加するという意味になるので、そのまま解釈できますが、先の売上げ競争の例のように、それを戦闘と例えて(当事者から見れば、戦闘そのものなので)使うようなケースも多いです。
「参戦」の英語と解釈
この「参戦」は英語では、“participate in ~”と表現します。
「~」に当たる対象に参戦するという意味になる表現で、ここに“war”と使うと、本当の戦闘行為(戦争)への参戦になります。
比喩として戦闘に例える場合にもそのまま使える表現で、“Participate in sales competition.”とすると、「売上げ競争に参戦する」と使えます。
「参戦」を使った例文と意味を解釈
「参戦」を使った例文と、その意味の解釈です。
この表現は、何かを争う事柄に加わることだと考えていいでしょう。
- 「参戦」を使った例文1
- 「参戦」を使った例文2
「参戦」を使った例文1
「次のレースには、あのチームから新たなドライバーが参戦してくるようだ」
F1などのモータースポーツでは、この例文のように、新しいドライバーが参戦してくる、または新たなチーム(ごと)の参戦が決定したなど、この「参戦」という言葉が頻繁に用いられます。
その他にも順位を争う色々な競技(スポーツ)で、普通にこのような表現が使われます。
「来年から新しく2チームが、このリーグに参戦してくることになった」などと用いられます。
「参戦」を使った例文2
「この業界の三強体制を考えると、迂闊には参戦できない」
その業界内で、誰が見ても強いと思われる三強(三社)にとても太刀打ちできないので、競争に加わるのは無理だろうと言っています。
こういった使い方もよく見聞きする言葉です。
ビジネスの世界では、ある程度の勝算はないと、新たな分野などへの参戦は難しいでしょう。
「参戦」の類語や類義語・言い換え
「参戦」を言い換える場合に用いる言葉や表現です。
これらも使われています。
- 「参入」【さんにゅう】
- 「割って入る」【わってはいる】
「参入」【さんにゅう】
「○○という会社が業界に新規参入してきた」などと、「参戦」と似た意味で使える言葉です。
だだし、直接戦うという意味は含まない為、そこまで強いニュアンスにはしたくない場合に使ってください(ですが、戦うことになるのが分かっている、それを望んで対象に加わるという場合に使います)。
「割って入る」【わってはいる】
「三強と呼ばれる会社の間に割って入ることにした」といったように、「参戦」するという意味で使うことができます。
こちらは戦う意志が言葉からも感じられるように、すぐにでも競争に加わるという場合に使うといいでしょう。
「参戦」することは、その分野や業界での戦いに参加することだと考えていいでしょう。
特に参戦する対象を選ばずに使える言葉で、特にスポーツやビジネスの世界ではよく用いられる表現です。