「アイランド型キッチン」とは?意味など詳しく解釈
生活を営む上でキッチンは欠かせない存在ですが、その種類もたくさん存在しています。
そのためそれぞれの特徴に混乱する人も多いですが、最近ではアイランド型キッチンが人気を集めています。
しかしそもそもアイランド型キッチンとはいったいどのようなものなのか、また他のキッチンとの違いについて紹介していきます。
目次
- 「アイランド型キッチン」とは?
- そもそも「アイランド」とは?
- 「I型キッチン」とは?
- 「アイランド風I型キッチン」とは?
- 「アイランド型キッチン」について詳しく解釈
「アイランド型キッチン」とは?
「アイランド型キッチン」とはキッチン自体が壁から離れており、流し・調理台などからも独立した構造を持つキッチンのことです。
多くはキッチンスペースの中央に位置していることが多く、キッチンスペースを広く摂ることが出来ます。
基本的なキッチンに必要な機能性は搭載されており、使用するうえでの問題は特になく、近年人気と注目を高めているキッチンです。
そもそも「アイランド」とは?
「アイランド型キッチン」におけるアイランドという言葉の意味について、元々は「島」を意味する言葉です。
「アイランド型キッチン」ではキッチン自体が独立して存在しており、隣接する事無く機能しています。
その様子が離れ小島のような印象を持つことから「アイランド」と命名されました。
「I型キッチン」とは?
「アイランド型キッチン」に関連して「I型キッチン」と呼ばれるキッチンも存在しています。
「I型キッチン」は「アイランド型キッチン」同様にキッチンが壁から離れて独立したスタイルで設計されています。
しかし「アイランド型キッチン」と異なり、コンロ・調理台・シンクなどが一緒に合わさった構造となっています。
そのため横幅を必要としており、自然と横長の直線状キッチンとなった結果、「I型キッチン」という名前が付きました。
「アイランド風I型キッチン」とは?
「アイランド型キッチン」の中には「アイランド風Ⅰ型キッチン」と呼ばれるものが存在しています。
基本的な構造は「アイランド型キッチン」となっていますが、その機能性としては「Ⅰ型キッチン」となるため「アイランド風」と表現されます。
また水や油跳ね等に対応できるように壁で覆うようにして対応しているキッチンもあり、より利便性とデザイン性に富んだキッチンスタイルとなります。
「アイランド型キッチン」について詳しく解釈
「アイランド型キッチン」は様々なデザインがありますが共通していることとしてリビングや部屋の中に一つの島のようにキッチンが存在しています。
そして壁と隣接しないため、キッチン回りを自由に移動することも出来、開放感に溢れています。
そのため時にはオープンスタイルキッチンとも表現されます。
設置・リフォームに当たり費用は平均して150万円前後ですが、オプションや条件を追加すると値段は上がりやすいです。
基本的なキッチンとしての機能性は整っており、キッチンを軸にしたライフスタイルに適しています。
- 「アイランド型キッチンのメリット」
- 「アイランド型キッチンのデメリット」
「アイランド型キッチンのメリット」
「アイランド型キッチン」のメリットとしてはキッチンに広いスペースをとることが可能です。
そのため食事会・パーティなどの際に複数人で調理する際にスペースや移動のしやすさに余裕を持たせることが可能です。
そして仕切るものがないため、調理しながらでもコミュニケーションがとりやすくなります。
更に「アイランド型キッチン」はデザイン性に富んだものも多くあるため、キッチンを基盤におしゃれな印象を与えることも可能です。
「アイランド型キッチンのデメリット」
「アイランド型キッチン」は壁から離れ、独立した空間にキッチンを設置するためある程度の部屋自体の広さが必要となります。
また開放感がある反面、キッチン回りが丸見えになってしまいやすく、何かあったときにすぐに知られかねません。
さらに収納スペースが少ない・仕切りがないため調理中のにおいも広がりやすいです。
それらの対応のために更に高い費用を必要とする場合もあるため、キッチンだけで高額になりかねません。
「アイランド型キッチン」は開放感ある空間で料理が出来る人気のキッチンスタイルです。
メリットも大きいですがデメリットもあります。
また自宅環境・ライフスタイルに適しているかによってもメリット・デメリットは変化していきます。
人気・需要は高く一生モノの買い物となるため、しっかりと考えたうえで導入することが大切です。