「ぐう正論」とは?意味!
ネット上で「ぐう正論」という言葉をみかけますが、どの様な意味出使われているのでしょうか。
元ネタや関連語についても紹介します。
目次
- 「ぐう正論」とは?
- 「ぐう正論」の元ネタや由来
- 「ぐう正論」を使った例文と意味を解釈
- 「ぐう聖」とは?
「ぐう正論」とは?
「ぐう正論」の概要について紹介します。
- 「ぐう正論」の意味
- 「ぐう正論」の「ぐう」とは
「ぐう正論」の意味
「ぐう正論」とは「ぐうの音も出ないほどの正論」の略語で「文句のつけようがないほど正しい発言」という意味です。
ネット上で意見が分かれている時に正論だと思うことを主張する時に使われます。
ネットスラングとして使われている言葉で、動画サイトや掲示板、ツイッターなどで見かけますが、日常会話で使われることはほとんどありません。
ビジネスでは使わない方が良いでしょう。
「ぐう正論」の「ぐう」とは
「ぐう正論」の「ぐう」とは、「人が思わず息を詰まらせた時の声」を表します。
相手の意見があまりにも正しくて圧倒されてしまい、つい息を詰まらせて唾を飲み込んだ時に喉の奥で「ぐう」と音が鳴ることがあります。
この時の音を言葉に表したもので「擬音語」と呼ばれています。
「ぐう正論」の元ネタや由来
「ぐう正論」の元ネタは、インターネットの2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の「なんでも実況J(なんJ)」に投稿されたコメントからきています。
「なんJ」では主に野球のスレッドが多く立てられていて盛り上がっています。
その中に「小笠原道大スレ」というスレが立ち、小笠原選手がFAで日本ハムから巨人に移籍をしたことに対して「ぐうの音も出ないほど畜生」というコメントがされました。
この言葉が省略されて「ぐう畜」になり、そこから派生して「ぐう〇〇」というスラングができたのです。
「ぐう正論」はこの時の派生形です。
「ぐう正論」を使った例文と意味を解釈
「ぐう正論」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「ぐう正論」を使った例文1
- 「ぐう正論」を使った例文2
「ぐう正論」を使った例文1
「ぐう正論だが言い方がキツイ」
確かに言うことは正しいけれども、言い方がキツくて賛成しようと思えないことを表しています。
論破された相手の方につい味方したくなり、正論なのに受け入れて貰えなくなってしまうでしょう。
ネットでは顔の見えない相手とやり取りをする分言葉遣いには気を付けるべきです。
「ぐう正論」を使った例文2
「ネットが100%正しいわけがないというのはぐう正論」
情報を探す時にはほとんどの人がインターネットで検索をしますが、その情報が100%正しいとは限りません。
きちんと裏をとる為には複数のサイトを調べたり、自分から電話やメールで直接相手に照会するなどすることが大切だと言っています。
「ぐう聖」とは?
「ぐう聖」とは「ぐうの音も出ないほどの聖人」の略語です。
性格や行いが良く、自分の利益を考えずに常に人の為になる様に考えて行動できる、素晴らしい人物のことを言います。
「なんJ」でよく使われ、野球選手の行動に対して使われることが多くなります。
「ぐう正論」とは「文句のつけようがないほど正しい発言」という意味です。
ネット上で「これは正しい」と確信した時に使ってみましょう。