「むしゃくしゃしてやった」とは?意味!
「むしゃくしゃしてやった」という表現を知っているでしょうか。
ここではこの表現について紹介します。
目次
- 「むしゃくしゃしてやった」とは?
- 「むしゃくしゃしてやった」の概要
- 「むしゃくしゃしてやった」を使った例文と意味を解釈
- 「誰でもよかった」とは?
「むしゃくしゃしてやった」とは?
「むしゃくしゃしてやった」というのは事件を起こした犯人が何かをやらかした時、思いつきなどによって事件を起こした場合に発言する内容です。
誰かに復讐するため、誰かに恨みがあった、などという理由によって事件を起こしたわけではなく、思いつきで事件を起こした場合に使われる表現です。
むしゃくしゃという言葉には不愉快で腹立たしい気持ちという意味があります。
「むしゃくしゃしてやった」の概要
「むしゃくしゃしてやった」という表現は一般的に、「むしゃくしゃしてやった」けれども今は反省している場合、そしてむしゃくしゃしてやって後悔はしていない、という場合があります。
ゲームや漫画などにおいては「むしゃくしゃしてやった、反省はしていない」などのように使われることが多く、悪ふざけをしているように見られる傾向があります。
実際に犯人がこの表現を使ったかどうかは関係なく、事件報道の定番フレーズとして扱われます。
「むしゃくしゃしてやった」を使った例文と意味を解釈
ここでは、「むしゃくしゃしてやった」という表現を使った例文を紹介します。
- 「むしゃくしゃしてやった」を使った例文1
- 「むしゃくしゃしてやった」を使った例文2
「むしゃくしゃしてやった」を使った例文1
「むしゃくしゃしてやった、誰でもよかった」
「むしゃくしゃしてやった、誰でもよかった」というのは、特に誰かに対して復讐したい、誰かに恨みがある、などということではなく、何かに強い怒りを感じてそのストレスが爆発し、それによって事件を起こしたときに使われる表現です。
つまり、傷つける対象はだれでも良く、特に誰に対して復讐するなどという強い対象がなかったということになります。
誰でも良かったという事は誰もが被害を受ける可能性があったという意味になります。
「むしゃくしゃしてやった」を使った例文2
「むしゃくしゃしてやった、後悔はしていない」
「むしゃくしゃしてやった、後悔はしていな」というのは目的を成し遂げて完結した状態を指しています。
何かに怒りを感じて誰かに傷をつけたけれど、思い返しても後悔はしていない、事件の重大さに気づいていないということになるのです。
インターネットでこのような表現が普及するにつれ、例えばストレスが溜まった時に大きなケーキを食べ、カロリーなどを気にしない、体重等についても後悔はしない、という場合にこの表現が使われる場合もあります。
「誰でもよかった」とは?
誰でもよかった、というのは無差別殺人を起こした本人が発言する内容であり、ストレスが溜まって事件を起こした張本人が誰でもいいから殺そうと思った、などという時に使う供述内容です。
近年はストレスが溜まったことにより、誰でも良いから殺そうと思った、などと発言をする人が増えています。
例えば2019年5月28日には神奈川県川崎市において、スクールバスを待っていた小学生たちが傷つけられる事件がありました。
この時にも犯人が怒鳴りながらやってきたと放送され、誰でも良いから傷をつけようと思ったと考えられています。
弱い者が狙われる世の中は非常に怖いですよね。
この表現は五十嵐貴久氏の小説のタイトルにもなっています。
「むしゃくしゃしてやった」という表現は事件を起こした犯人によって使われる表現です。
事件などに巻き込まれないように気をつけながら生活したいですね。