「アベック」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「アベック」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「アベック」という言葉を使った例文や、「アベック」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「アベック」とは?
- 「アベック」の類語や類似表現や似た言葉
- 「アベック」を使った例文や短文など
- 「アベック」の英語
「アベック」とは?
みなさんは「アベック」という言葉を知っているでしょうか。
50代以上の方なら、「アベック」という言葉を、日常的に使っていたかもしれません。
一方で、「アベック」という言葉を、まるで知らない若い世代の方もいるでしょう。
そこで「アベック」という言葉の意味を紹介します。
- 「アベック」はフランス語
- 「アベック」の意味
「アベック」はフランス語
「アベック」という言葉は、そもそもフランス語で、“avec”と表記します。
この“avec”が広く知れ渡り、「アベック」というカタカナ語になりました。
「アベック」の意味
「アベック」には、どのような意味があるでしょうか。
「アベック」には、「男女の二人連れ」という意味があります。
また「二人、または二つのものが行動すること」という意味もあります。
テーマパークを歩いている、男女二人連れを見た時、「アベックだ」などと言います。
とはいえ、1990年代に入ると、「アベック」という言葉は使われなくなり、「カップル」などの言葉に置き換わっています。
若い世代の人はまるで知らない言葉になっているかもしれません。
ただし、スポーツ界では「アベック」という言葉が現役で使われています。
例えば、男女のテニス選手が、同じ大会で優勝した時は、「アベック優勝」などと言われます。
このように、「アベック」はフランス語が元になったカタカナ語で、「男女の二人連れ」「二つのものが一緒に行動すること」という意味があります。
「アベック」の類語や類似表現や似た言葉
「アベック」の類語や類似表現を紹介します。
「アベック」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「カップル」【かっぷる】
- 「ペア」【ぺあ】
「カップル」【かっぷる】
「カップル」には、「一対」「夫婦や恋人など一組」という意味があります。
「カップルがデートをしている」などと言います。
「アベック」は「カップル」へと呼び名が変わっています。
「ペア」【ぺあ】
「ペア」は「一組のもの」「男女二人組」という意味があります。
スポーツの世界では「男女ペア」などと「ペア」を使うことがあります。
「アベック」を使った例文や短文など
次に「アベック」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「アベック」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「アベック」を使った例文1
- 「アベック」を使った例文2
「アベック」を使った例文1
「『アベック』で、銀座の街を歩くのが、若い頃の憧れだった」
この例文のように、50代以上の人なら、男女で銀座の街を歩いてみたいと思ったことがあるかもしれません。
現在は使われない「アベック」をあえて使うことで、懐かしい思い出がよみがえるかもしれません。
「アベック」を使った例文2
「チームの主砲、三番打者と四番打者が『アベック』ホームランを打つ」
この例文のように、プロ野球の世界では、まだ「アベック」という言葉を聞くことがあります。
チームの主砲で、チームの顔と呼ばれているような選手が、同じ試合でホームランを打つと、「アベックホームラン」と呼ばれます。
チームの二人がホームランを打てばいいのではなく、みんながホームランを見たいと思っているようなスター選手がホームランを打った時に限ります。
「アベック」の英語
「アベック」を英語にすると、どのような表記になるでしょうか。
「アベック」は英語で、“couple”(カップル)になります。
また「アベック」は英語で“pair”(ペア)と表現することもあります。
「カップル」や「ペア」という言葉は、カタカナ語としても有名のため、知っている人が多いのではないでしょうか。
「アベック」は英語にすると、“couple”や“pair”になることを知っておきましょう。
「アベック」という言葉について見てきました。
男女二人連れを見た時に、クラシカルな表現がしたい時は、「アベック」という言葉を使ってみましょう。