「アコーディオンドア」意味など詳しく解釈
インテリア用語で「アコーディオンドア」とはどの様なものでしょうか。
メリット・デメリットなども併せて紹介します。
目次
- 「アコーディオンドア」とは?
- そもそも「アコーディオン」とは?
- 「アコーディオンドア」について詳しく解釈
「アコーディオンドア」とは?
「アコーディオンドア」とは、楽器のアコーディオンの様に「蛇腹」の形状をしていて、折りたたむ様に伸び縮みすることで開閉できる間仕切りのことで、別名「アコーディオンカーテン」と呼ばれます。
宴会場など広いスペースでも、「アコーディオンドア」を使えばその時の人数や規模により分割して使用できる様になるのです。
また、目隠しにもなる為に、医療施設やエステサロンなど、プライベートを重視する場で多く使用されています。
取り付けも簡単で大規模な工事も必要なく、修繕費も安く仕上げられます。
の間仕切りに利用されることが多い。
そもそも「アコーディオン」とは?
「アコーディオン」とは、鍵盤楽器のひとつで、手で蛇腹を伸び縮みさせながら演奏します。
蛇腹を伸び縮みさせるとで空気が送られ、共鳴管を振動させて音が鳴る仕組みになっています。
表現豊かな音が出るのでオーケストラよりも余興などに使われています。
「アコーディオンドア」について詳しく解釈
「アコーディオンドア」のメリット・デメリットについて紹介します。
- 「アコーディオンドアのメリット」
- 「アコーディオンドアのデメリット」
「アコーディオンドアのメリット」
「アコーディオンドア」のメリットは、主に以下の2つです。
1つ目は、「エアコンの効率がアップする」という点です。
スペースが広いとそれだけエアコンを稼働させる必要がありますが、「アコーディオンドア」で必要なスペースを区切ればそこだけエアコンが効く様にできます。
リビングダイニングで食事時と団らんの時とで「アコーディオンドア」を使いスペースを分ければ、エアコンをより効率的に使用できるのです。
2つ目は「リフォームが簡単」という点です。
「アコーディオンドア」は天井にレールを取りつけるだけで設置できます。
大規模な工事がいらないので、いつですぐに取りつけられるのです。
3つ目は、「視界を遮れる」という点です。
ちょっと目隠しをしたいなと思った時にさっと利用できるのがメリットです。
「アコーディオンドアのデメリット」
「アコーディオンドア」にはデメリットもあります。
1つ目は、単なる間仕切りですので「防音性が低い」という点です。
医療機関やエステサロンで使用していても、隣の人の動く音や会話が筒抜けになります。
視界はシャットアウトされているのですが、物音を聞いてしまうと想像で大体何が起きているか分かってしまうでしょう。
2つ目は、強度が低いので、強い衝撃を受けると外れたり壊れたりする可能性があります。
人がふざけて寄りかかったりすると危険な場合もあるのです。
3つ目は、見た目が粗雑だという点です。
塩化ビニール素材の場合、汚れが目立ちやすく、長く使っていると部屋の印象が悪くなることもあります。
「アコーディオンドア」は簡単にスペースを区切れる間仕切りです。
意外に多くの場所で使われているので注意して見てみましょう。