「ぶっつけ本番」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「ぶっつけ本番」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「ぶっつけ本番」という言葉を使った例文や、「ぶっつけ本番」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「ぶっつけ本番」とは?
- 「ぶっつけ本番」の類語や類似表現や似た言葉
- 「ぶっつけ本番」を使った例文や短文など
「ぶっつけ本番」とは?
「ぶっつけ本番」という言葉を知っているでしょうか。
ビジネスシーンで、「ぶっつけ本番で、プレゼンをした」という経験がある人もいるでしょう。
一方で、「ぶっつけ本番」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「ぶっつけ本番」という言葉の意味を紹介します。
- 「ぶっつけ本番」の読み方
- 「ぶっつけ本番」の意味
「ぶっつけ本番」の読み方
「ぶっつけ本番」は「ぶっつけほんばん」と読みます。
「本番」は「ほんばん」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
「ぶっつけ本番」の意味
「ぶっつけ本番」という言葉の意味を紹介します。
「ぶっつけ本番」には、「前もって準備や練習などをせずに、いきなり本番に臨むこと」という意味があります。
プレゼンのような大切な作業は、本来、綿密なリハーサルをして臨みますが、前もって準備や練習をせずに本番に臨むこともあるかもしれません。
このような時に、「ぶっつけ本番でプレゼンに挑む」などと言います。
このように「ぶっつけ本番」には、「前もって準備や練習などをせず、いきなり本番に臨むこと」という意味があります。
「ぶっつけ本番」の類語や類似表現や似た言葉
次に「ぶっつけ本番」の類語や類似表現を紹介します。
「ぶっつけ本番」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「リハーサルなし」【りはーさるなし】
- 「出たとこ勝負」【でたとこしょうぶ】
「リハーサルなし」【りはーさるなし】
「リハーサル」には、「個々の場面を本番と同様に進行させ、確認する行為」という意味があります。
例えば演劇を上演する前に、一度、それぞれの場面を進行させて確認を取りますが、あまりにも時間が無くて追いつめられた状況では、確認作業を端折ることがあります。
このような時、「リハーサルなし」と言います。
「出たとこ勝負」【でたとこしょうぶ】
「出たとこ勝負」という言葉には、「計画や準備をせずに、その場の成り行きに任せてことを運ぶこと」という意味があります。
そもそも、「出たとこ勝負」はサイコロ賭博に由来します。
サイコロの目は予想できないように、予測がつかない物事に対して、対策などを建てずに物事を進めることを、「出たとこ勝負」と言います。
「ぶっつけ本番」を使った例文や短文など
続いて「ぶっつけ本番」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「ぶっつけ本番」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「ぶっつけ本番」を使った例文1
- 「ぶっつけ本番」を使った例文2
「ぶっつけ本番」を使った例文1
「『ぶっつけ本番』で生放送をする」
この例文にはテレビ番組やラジオ番組の生放送を、リハーサルなどをせずに「ぶっつけ本番」で挑戦するという意味があります。
生放送は放送事故が起きても、そのまま放送されてしまうため、かなりのリスクがある行為になります。
「ぶっつけ本番」を使った例文2
「勉強をせず、『ぶっつけ本番』で試験に臨む」
この例文は学期末の試験などに、試験勉強や対策をせずに臨む人の気持ちを文章にしたものです。
気合で何とかなる、運が良ければ良い点が取れるなどと思い試験に臨んでも、結果的に良い点数は取れないでしょう。
特に暗記問題が出題されるような、時間のかかる勉強が必要な試験では、「ぶっつけ本番」で得られる成果は少ないでしょう。
「ぶっつけ本番」という言葉について見てきました。
何も準備や対策をせずに、物事に当たる時、「ぶっつけ本番」という言葉を使ってみましょう。
またできれば、きちんと準備や対策をして、「ぶっつけ本番」にならないよう気を付けましょう。