「マブい」とは?意味!
「マブい」という言葉はどの様な意味があるのでしょうか。
語源や類語なども併せて紹介します。
目次
- 「マブい」とは?
- 「マブい」を使った例文と意味を解釈
- 「マブい」の類語や言い換え
「マブい」とは?
「マブい」の概要について紹介します。
- 「マブい」の意味
- 「マブい」の語源
- 沖縄での「マブい」の意味
「マブい」の意味
「マブい」の意味は「容姿が美しい女性のこと」です。
男性に対して使われることはまずありません。
ネットスラングではなく、普通のスラングとして1970年代に流行りましたが、今ではほぼ死語になっています。
「マブい」の語源
「マブい」の語源は「眩しい(まぶしい)」から来ています。
「眩しい=光り輝いてまばゆい=美しい」という意味で使われるようになりました。
江戸時代に当時の盗賊が隠語として使っていて、そこから的屋(縁日の業者で半分暴力団)、不良グループに広まった言葉です。
因みに「マブダチ」という言葉がありますが、「美しい友情で結ばれた友達」という意味で、語源は「マブい」から来ています。
沖縄での「マブい」の意味
沖縄で「マブい」という言葉は「魂」という意味の琉球語になります。
沖縄では人が驚いたりケガをすると「マブい=魂」が抜けてしまうと言われています。
その為に「まぶいぐみー」という呪文を唱えたり、その現場に行って「まぶやー、うーてぃくーよ(魂よ戻ってきて下さい)」と言うおまじないがあります。
「マブい」を使った例文と意味を解釈
「マブい」を使った例文を解釈します。
- 「マブい」を使った例文1
- 「マブい」を使った例文2
「マブい」を使った例文1
「マブいねーちゃんに声をかけたらガン無視された」
とてもキレイな女性を見つけて声をかけたら徹底的に無視されたことを表しています。
この人はナンパに失敗したと思って良いでしょう。
「マブい」を使った例文2
「ちょーマブい子がうちのクラスにいるんだよ」
「すごくかわいい子が自分のクラスにいる」ということを言っています。
自分が見て非常に美人だと思うので、他人にも教えてあげたいと思っていることが伝わります。
「マブい」の類語や言い換え
「マブい」の類語を紹介します。
- 「美人」【びじん】
- 「シャン」【しゃん】
- 「別嬪」【べっぴん】
「美人」【びじん】
「見た目が美しい人」のことで、「マブい」を標準語に置き換えた言葉です。
ただ「美人」というとお高くとまっている雰囲気なのですが「マブい」と表現すると優しくて人間味があるイメージになります。
「シャン」【しゃん】
学生言葉で「美人」を意味します。
語源はドイツ語で「美しい」という意味からきています。
ファッションで「バックシャン」という言葉がありますが、洋服のデザインで背中がキレイに見えて「後ろ姿がイケてる美人」という意味です。
「別嬪」【べっぴん】
意味は「非常に美しい女性のこと」です。
元々は江戸時代に「普通とは違い特別に良い品物」を意味する言葉でした。
段々と人に対して使われる様になり、当時は男性に対しても使われていたのですが、段々と女性に対してのみ使う様になったのです。
「マブい」は「容姿が美しい女性」という意味です。
現在では既に死語になっていますので、ネタとしてでなければ使わない方が良いでしょう。