「興味本位」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「興味本位」という言葉がありますが、一体どの様な意味があるのでしょうか。
例文なども併せて紹介します。
目次
- 「興味本位」とは?
- 「興味本位」の表現の使い方
- 「興味本位」の英語と解釈
- 「興味本位」を使った例文と意味を解釈
- 「興味本位」の類語や類義語・言い換え
「興味本位」とは?
「興味本位」の意味を紹介します。
- 「楽しいか楽しくないかで判断すること」の意味
- 「表面的に気になる」の意味
- 「面白がっている」の意味
「楽しいか楽しくないかで判断すること」の意味
そのものごとを楽しいと感じるか、楽しくないと感じるかで判断して、もしも楽しければ注目し続けてつまらなければ忘れてしまうことを言います。
常に自分を活性化させたいと思う心理からくる考え方で、常にポジティブでいる為に余計なことには関与しないという考え方です。
「表面的に気になる」の意味
ものごとの本質ではなく、表面的なものが気になることを言います。
見た目が華やかなものや、雰囲気が楽しそうなものごとに対して興味を持ち、ある程度知識を蓄えようとします。
但し、辛い練習や勉強などはしたくないと思う人が多く、本格的に身に付けようとは思わないのです。
「面白がっている」の意味
通常のものごとよりも変わっていて、人目を引く面白いものに対して興味を持つことです。
何故それに興味を持ったのか、それは単に面白そうだったから、普通と違うから、初めてだからというのが理由です。
そこから興味が湧いてのめり込んでしまい、プロの領域にまで達する人もいるのです。
「興味本位」の表現の使い方
「興味本位」の使い方を紹介します。
- 本気ではない時に使う
- 悪い意味ではない
- ビジネスではあまり使われない
本気ではない時に使う
「興味本位」は、表面的なものや面白さを求めるもので、本気で取り組むという姿勢ではありません。
真面目にコツコツと努力を続けている様なことに対しては使われません。
悪い意味ではない
「興味本位」は不真面目なイメージがありますが、それだけではありません。
世間で何かのスペシャリストと呼ばれる人の中には、最初は「興味本位で始めた」という人も多いのです。
最初のきっかけは「興味本位」であっても、そこから段々と本格的に興味を持ち、専門的な知識を身に付けて行く可能性もあるのです。
ビジネスではあまり使われない
ビジネスシーンで相手がいる時に「興味本位」を使うと、真面目に仕事に取り組んでいないと思われる可能性があります。
この場合は「興味本位で」ではなく「興味を持って」と言った方が良いでしょう。
「興味本位」の英語と解釈
“She joined in the matchmaking party out of curiosity.”
「彼女は興味本位でお見合いパーティーに参加した」です。
“out of curiosity”で「興味本位で」という意味になります。
「興味本位」を使った例文と意味を解釈
「興味本位」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「興味本位」を使った例文1
- 「興味本位」を使った例文2
「興味本位」を使った例文1
「彼女は興味本位でプライベートについてしつこく質問してくる」
人のプライベートが気になって仕方がない人がいるものです。
学歴や恋人のある・なし、現在住んでいる地域などを、自分が面白いからとしつこく質問してくる女性に対してうんざりしている状態です。
「興味本位」を使った例文2
「興味本位でオフ会にでかけたらとてもついていけなかった」
ネットで何か共通の趣味に関するSNSでオフ会が開かれました。
楽しそうだからと思って参加したのですが、他の人達の知識がすごくてとても話についていけなかったことを表しています。
「興味本位」の類語や類義語・言い換え
「興味本位」の類語を紹介します。
- 「物好き」【ものずき】
- 「面白半分」【おもしろはんぶん】
- 「好奇心」【こうきしん】
「物好き」【ものずき】
「自ら好んで変わった人や人と違うことをする人のこと」という意味です。
「面白半分」【おもしろはんぶん】
「興味本位でしかも真剣さに欠けていること」という意味です。
「好奇心」【こうきしん】
「自分が知らないことや物珍しいことに幅広く興味を持つこと」という意味です。
「興味本位」には、軽いノリでものごとに興味を持つという意味があります。
決して悪い意味ではなく正直な気持ちですので、日常会話で使ってみましょう。