「面白半分」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話や小説などで「面白半分」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「面白半分」の意味
- 「面白半分」の表現の使い方
- 「面白半分」を使った例文と意味を解釈
- 「面白半分」の類語や類義語
「面白半分」の意味
「面白半分」の意味は「半分はふざけた気持ちがあり、真剣さに欠けていること」です。
ものごとを手掛ける時に、半分は面白そうだと思う気持ちがあり、後の半分は「仕事だから」「義務感」「その場の流れ」「暇だから」など様々な気持ちが入り混じっていることを言います。
言われた通りに行動するのですが、緊張感がなくふざけた態度を取ったり覚えが悪いなどで、明らかに真剣さに欠けている時の表現です。
- 「面白半分」の読み方
- 「面白半分」を分解して解釈
「面白半分」の読み方
「面白半分」の読み方は、「おもしろはんぶん」になります。
「面白」を「めんはく」と読み間違わない様にしましょう。
「面白半分」を分解して解釈
「面白半分」は「面白+半分」で成り立っている四字熟語です。
「面白」は形容動詞「面白い」の語幹で、「興味を引かれる」「つい笑いたくなる」「心がはればれする」「普通と違っていて珍しい」という意味があります。
「半分」は「元の数や量の2分の1」「中ほどまでその状態である」、名詞に付き「中ほどまでその気持ちが含まれていること」という意味があります。
これらの言葉が組合わさり「興味を引かれる気持ちが半ばある」「珍しいと思う気持が半ばある」という意味で使われています。
「面白半分」の表現の使い方
「面白半分」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 良い結果になることもある
文法的な使い方
「面白半分」は名詞・形容動詞であり、文末に使う時には「面白半分だ・である」になります。
副詞として使う時には「面白半分で」になります。
良い結果になることもある
「面白半分」は「ふざけた気持ちが入っている」という良くない意味ですが、「面白半分」で始めたことにやがて夢中にあり、極めてしまうケースもあります。
ものごとのきっかけとして使われることもあり、良い結果につながることもあるのです。
「面白半分」を使った例文と意味を解釈
「面白半分」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「面白半分」を使った例文1
- 「面白半分」を使った例文2
「面白半分」を使った例文1
「オーディションに面白半分で応募したら合格してしまった」
アイドルやモデルのオーディションについ軽い気持ちで応募したら合格してしまい、人生が変わってしまったことを表しています。
「面白半分」を使った例文2
「面白半分でやっているので他の人より上達が遅い」
スポーツや芸術に対して、遊びの延長の気持ちでやっているので、他の人と比べて中々上手くならないことを表しています。
「面白半分」の類語や類義語
「面白半分」の類語や類義語を紹介します。
- 「冷やかし」【ひやかし】
- 「伊達や酔狂で」【だてやすいきょうで】
「冷やかし」【ひやかし】
「お店で買う気がないのに商品の値段を聞いたり説明をさせること」という意味です。
「伊達や酔狂で」【だてやすいきょうで】
「遊びやふざける感覚で」という意味で、「伊達」は「格好をつけること」、「酔狂」は「物好き」を表します。
「面白半分」は「半分はふざけた気持ちがあり、真剣さに欠けていること」です。
やる気はあるのに本気度が低い人に対して使いましょう。