「興味を覚える」とは?意味や類語!表現の使い方
皆さんは、「興味を覚える」という表現を耳にしたことがあるかと思いますが、この言葉の意味がどんなものなのかご存知でしょうか。
もしかすると、感覚的に使っていた人もいるかもしれませんので、ここでじっくりとこの言葉について見ていきたいと思います。
目次
- 「興味を覚える」とは?意味
- 「興味を覚える」の表現の使い方
- 「興味を覚える」を分解して解釈
- 「興味を覚える」を使った例文と意味を解釈
- 「興味を覚える」の類語や言い換え
「興味を覚える」とは?意味
「興味を覚える」とは、「何かある物事をついて深い関心を持つこと」あるいは、「気になるような気持ちになること」という意味があります。
- 「興味を覚える」の読み方
「興味を覚える」の読み方
「興味を覚える」は「きょうみをおぼえる」という読み方になりますので、忘れないようにしっかりと覚えておいてください。
「興味を覚える」の表現の使い方
「興味を覚える」が使われるシーンとしては、自分が気になるようなことが、目の前で起きたり聞くことで、そのことについて深い関心を寄せるような場合になります。
「興味を覚える」対象は物であったり、人であったりします。
「興味を覚える」を分解して解釈
では、ここで「興味を覚える」を「興味」と感じて覚える2つの言葉に分けて見ていくことにしましょう。
- 「興味」
- 「覚える」
「興味」
「興味」とは、「(対象となる)物事が感じさせる趣や面白さ」、「ある対象に対する特別の関心」という意味がある言葉です。
人は何事にもちょっとしたきっかけで大きな関心を持つようになりますが、それは人の成長を大きく促したり、逆に止めたりすることがあります。
「覚える」
「覚える」とは、「見聞きした事柄を心に止めておく」、「記憶する」という意味の他に「学んだり経験したことを身に付ける」、「習得する」、「身体や心で感じる」、「自然にふと思い出すこと」、「他人からそのように見られる」、「意識が働く」などの解釈があります。
「興味を覚える」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「興味を覚える」を使った例文を見ていくことにしましょう。
- 「興味を覚える」を使った例文1
- 「興味を覚える」を使った例文2
「興味を覚える」を使った例文1
「僕が他の人のことを、これほどまでに興味を覚えるようになったのは、町のゴミを黙々と片付けていたからです」
人が何かに「興味を覚える」きっかけは何気ないことから始まることがあります。
この例文では、それまでまったく一握りたいして無関心だった「僕」が、ゴミ拾いをしている人を見て「どうしてあんなことをしているんだろう?」ということからです。
「興味を覚える」を使った例文2
「僕の彼女はバンドのメンバーよりも、彼らが作曲したあの曲にすごく興味を覚えたようだ」
この例文に出てくる彼女は決してミーハーではなさそうですね。
普通ならバンドメンバーに「興味を覚える」ことの方が多い感じがするのですが、彼らの曲に「興味を覚える」となると、かなりいい曲なのかもしれません。
「興味を覚える」の類語や言い換え
「興味を覚える」を他の言葉で言い換えると、どんなものがあるでしょうか。
- 「着目する」
- 「心を惹かれる」
- 「関心を寄せる」
「着目する」
「着目する」という言葉が「興味を覚える」の類義語の1つとして出てきました。
「特に注意して見ること」、または「目を付けること」、「目の付けどころ」、「着眼」というような意味があります。
「心を惹かれる」
「心を惹かれる」も類義語としての意味があり、「ある物や人への興味や魅力を感じて、心が引き付けられる」ということを指しています。
「関心を寄せる」
これも類義語になりますが、「あることに心を寄せること」ということになります。
これらの言葉も普段の会話の中で、よく出てくるフレーズですね。
「興味を覚える」という言葉の意味や使い方を例文形式で見てきましたが、ご理解頂けたでしょうか。
私達の周りにはたくさん「興味を覚える」ことがありますので、じっくりと観察してみることも面白くなってきます。