「一線を超える」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
一線を超える、という表現を聞いたことがあるでしょうか。
特に恋愛をおいて一線を超えるという表現が使われます。
それならば、一線を超えるという表現にはどのような意味合いがあるのでしょうか。
目次
- 「一線を超える」とは?
- 「一線を超える」の表現の使い方
- 「一線を超える」の英語と解釈
- 「一線を超える」を使った例文と意味を解釈
- 「一線を超える」の類語や類義語・言い換え
「一線を超える」とは?
一線を超える、というのはその他の行為とは明確に区別された、何らかの思い切った行為に手を出してしまうという意味を指します。
特に恋愛においてこの表現が使われる事は非常に多く、その一方で恋愛においてはどこが良い先なのか人によって違う、という問題もあります。
一線を超えるという表現には常識的な範囲を逸脱してしまうことという意味もあり、例えばデートをしたところで一線を超えたと判断する人もいますし、手をつないだ、キスをした、というところが一線なのではないかと考える人もいます。
「一線を超える」の表現の使い方
「一線を超える」という表現は人間関係や恋愛において使われることが多いのではないでしょうか。
例えば、女性の場合はキスをしたら一線を超えたと考える人が多いと言われており、キスは特別なものだと捉えられていることがわかります。
また、「一線を超える」と距離が近くなる、スキンシップが増える、お互いを特別扱いしていることがわかる、など、雰囲気が変化するとも考えられています。
人間は他人に対して一定の距離を保っていますが、「一線を超える」ことによってその距離が縮まるのではないかと考えられているのです。
「一線を超える」の英語と解釈
「一線を超える」という表現は“step across a line”や“teeter over the edge”と訳せます。
“go beyond”でも良いでしょう。
「一線を超えてはなりません」ということであれば“Don't cross a red line.”と表現できます。
「一線を超える」を使った例文と意味を解釈
ここでは「一線を超える」という表現を使った例文を紹介します。
- 「一線を超える」を使った例文1
- 「一線を超える」を使った例文2
「一線を超える」を使った例文1
「他人との付き合いにおいては一線を超えないようにすることも重要です」
誰かと人間関係を築く場合、一定の距離を保つことも重要だと考える人たちもいます。
確かに友達や親友であればお互いの距離感が縮まりますが、例えば近所の人や同僚であったり、一定の距離を保った方が良い関係もありますよね。
悩みを聞く時でも、一線を超えないように、パーソナルスペースを保つことが重要だとする考え方も存在します。
「一線を超える」を使った例文2
「好きな人ができて、一線を超えたと思います」
好きな人ができたら、その人に振り向いてもらおうと努力する人が多いのではないでしょうか。
もしもその人と食事に行けた、深い話ができた、などということであれば、やっと一線を超えたと感じる人もいるでしょう。
「一線を超える」と、やっと恋人らしくなってきた気がして嬉しいと思う人もいるかもしれませんね。
「一線を超える」の類語や類義語・言い換え
ここでは「一線を超える」という表現の類義語を紹介します。
- 「度を越す」【どをこす】
- 「過度な」【かどな】
- 「深入りする」【ふかいり】
「度を越す」【どをこす】
度を越す、というのは度を超える、物の程度がどんどん高まっていく、という意味になります。
エスカレートする、発展する、という意味で使われることもあります。
「過度な」【かどな】
過度な、というのは物事の程度が通常よりも必要以上に大きい、多すぎ、不必要なほどの、という意味があります。
過大な、過剰な、という意味で使われることもあります。
「深入りする」【ふかいり】
深入りする、というのは物事に必要以上に関わる、首を突っ込む、詮索する、という意味です。
首を突っ込むという言葉は関心や興味を持って関係を持つ、などという意味も持ち合わせています。
「一線を超える」という表現は日常的にも使えるい回しです。
一線を超えない方が良い場合もありますし、超えた方が良い場合もあります。
時と場合に応じて適切な判断をしていきたいですね。