「うーとーとー」とは?意味!沖縄
沖縄の人が「うーとーとー」と言うにはどの様な意味があるのでしょうか。
目次
- 「うーとーとー」とは?
- 「うーとーとー」の概要
- 「とーとーめー」とは?
「うーとーとー」とは?
「うーとーとー」とは沖縄語で「仏様を拝む時」「仏壇に向かって合掌する時」に唱える言葉です。
本来はお経の様に口で唱えるものですが、長い間に「手を合わせて拝む行為」のことを全て含めて「うーとーとー」と呼ぶ様にななっています。
昔から沖縄でおじいちゃん、おばあちゃんから「うーとーとーしなさい」というのは「仏様を拝みなさい」という意味で使われています。
「うーとーとー」の概要
「うーとーとー」には「御尊い」という漢字があり、この読み方が変化したものです。
語源は、古い言葉で「最高の尊敬の念」を表す「安名尊(あなとうと)」から来ていると言われています。
なお、沖縄で育った人は「うーとーとー」ではなく正しくは「うーとーとぅ」だと主張することもあります。
「とーとーめー」とは?
「とーとーめー」とは、沖縄語で「ご先祖様」「先祖を祀った位牌」のことを言います。
また、ご先祖様や位牌が祀られていることから「仏壇」そのものを表す人もいます。
高齢者が子供に対して「とーとーめーにうーとーとーしなさい」と言うのは「ご先祖様に手を合わせなさい」という意味なのです。
尚、沖縄では「とーとーめー」は父方の系列の男子が受け継ぐという決まりがあります。
最近では「何故女性ではいけないのか」と疑問を投げける人が増えてきて「とーとーめー問題」と言われています。
「うーとーとー」とは沖縄語で「仏様を拝む時」「仏壇に向かって合掌する時」を意味します。
仏壇に向かって手を合わせる時に使ってみましょう。