「アワティハーティー」とは?意味!沖縄方言
アワティハーティーは、カタカナ語ではなく、沖縄地方で使われている方言の1つです。
目次
- 「アワティハーティー」とは?
- 「アワティハーティー」の語源
- 「アワティハーティー」を使った例文と意味を解釈
「アワティハーティー」とは?
アワティハーティーとは、「慌てる」という意味で使われます。
そのまま「慌てる」という意味だけでなく、「慌てている(いた)」、「慌て者」といった使い方もできる言葉です。
「アワティハーティーで行ったさー」と使えば、慌てて行ったという意味になり、「彼はアワティハーティーな男だからよー」と言えば、彼は慌て者だからといった解釈になります。
「アワティハーティー」の語源
アワティハーティーは、本来で言えば、「アワティー」を2回繰り返すのが正しい形です。
沖縄では、状態や状況の説明の為に同じ言葉を繰り返すことが多いです。
昔はそのまま「アワティアワティー」と使っていたそうですが、それが時代と共に「アワティハーティー」と変化しました。
こちらの方が「アワティアワティー」より語呂がいいという理由だと考えられています。
尚、「アワティー」が「慌てて」と聞こえるのが元々の語源です。
つまり、特別な言葉ではなく、普通の日本語から発展してできた言葉です。
「アワティハーティー」を使った例文と意味を解釈
「アワティハーティー」は先のように、慌てている状態の表現や、慌て者といった意味で使います。
- 「アワティハーティー」を使った例文1
「アワティハーティー」を使った例文1
「アワティハーティーしないようになー」
慌てないようにと使っています。
沖縄県内であれば、どの地域でも問題なく通じる使い方です。
「アワティハーティー」は、沖縄だけで通じる「慌てる」という意味の独自の方言だと覚えておきましょう。